オークス・ダービーという、日本の競馬が最も盛り上がる2週間がやってきた。そんな土曜の京都メインは平安S……。平安S? なんでこの時期に?……
そういえば、東海Sと入れ替わりで、今年からこの時期になったのだった。昨年は京都で東海Sが行われ、それに文句を書いたのを思い出した。
平安Sの「平安」は、もちろん「京都」を意味する。鳴くよウグイス平安京の平安ですな。
そういえば昔、平安京エイリアンというゲームがあった。ゲームセンター嵐が得意としていたゲームだが、私はやったことがない(と思う)。
このレース、昨年まではフェブラリーSの前哨戦として行われていた。フェブラリーS設立当初は結びつきも強く、ライブリマウントやシンコウウインディがここをステップに本番も制した。しかし、最近はあまりパッとしない感じだった。そこへもってきてこの時期への移動。都落ち的な雰囲気を感じていたのは私だけではないだろう。
ところが、フタを開けてみればニホンピロアワーズ、ハタノバンクールのGI馬が参戦。意外にも盛り上がりを見せている。今後も帝王賞の前哨戦として、けっこうレベルの高いレースとなっていくのかもしれない。
さて、予想。前述のように、GI馬が2頭出てくる。本命はそのうちの一頭◎ニホンピロアワーズ。JCDは6番人気と伏兵の立場からの勝利だったが、前走で59 kgを背負いながらホッコータルマエに抵抗し、決してフロックではなかったことを証明した。ここも堅実に駆けてくれるだろう。
◎が人気の馬なので相手は絞りたい。ナイスミーチュー、トウショウフリークを厚めに押さえる。
推奨穴馬はアントニオピサ。大外枠はちょっと痛いが、京都得意の堅実ホースが波乱を呼ばないか。鞍上も怖い。トウショウフリークも含め、行った行ったを期待。酒井騎手には、ぜひゆっくりと仕掛けてもらいたい。
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