2016年6月28日火曜日

【お父さんの週末料理】2016年6月25・26日~トマト三昧~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。


 6月25日(土) 
トマトを箱買いした。

◆昼ご飯◆
 この日は家族4人で買い物に。選んだ「今週の魚」はイワシ。きれいに開かれたイワシが美味しそうで、しかも安い。昼と夜で9枚を食べた。昼はネギ味噌焼きにした。息子は小骨にやや苦戦し、妻と娘はネギ味噌がいまいち口に合わなかったようだ。
 タマネギとジャガイモがたくさんあったので、久しぶりにテキポタを作った。テキポタは「テキトーポタージュ」の略。ポタージュとほぼ同じ作り方なのだが、最後にミキサーにかけずにお玉でつぶす。食感が残って、これはこれで美味しい。息子はたいそう気に入ったらしく、舐めるように食べた、ではなく本当に食器を舐めていた。気に入ってくれたのは嬉しいんだけど、その食べ方はイカンやろ…。
 他はサラダ、カツオたたき、白ご飯。

カツオたたき。旬で美味しい

◆晩ご飯◆
 イワシの残りは、素揚げしてトマトソースをかけた。素揚げにすると小骨も気にならないようで、美味しく完食。
 箱買いしたトマトは、トマトカップグラタンに。トマトをくりぬいた果肉は少し煮詰めて水分を飛ばし、ご飯と混ぜる。そこに炒めたタマネギと溶けるチーズを加えて、トマトに詰める。それをオーブントースターでグリルした。子どもたちは大喜びで「グー×3」の超高評価。頑張って果肉をほじりすぎたのか、トマトが崩れてしまったのはご愛敬。また作ろう。
 他はサラダ、スープ、カツオたたき。

トマトカップグラタン。異例の高評価

イワシのトマトソースとグラタン

 6月26日(日) 

◆昼ご飯◆
 息子が骨付き肉が好きだというので、スペアリブの煮物を作った。今週も「みんなのきょうの料理」のメニュー。「こんなにニンニクを入れていいの?」と思ってしまうが大丈夫。息子は気に入ったのだが、娘は
「レバー(苦手です)と同じ味がする~」
と難色を示した。確かに少し臭みがあったかもしれない。安い肉を使うときは、最初に水から茹でてアクをとるほうがよいかも。
 炭水化物はぶっかけトマトそば。これも「みんなのきょうの料理」のメニュー。麺好きの子どもたちにはもちろん大好評で、ほとんど噛まずに瞬殺。ただ、つゆの量がちょっと多すぎるような。
 他はサラダ、和風スープ。

みんなのきょうの料理 スペアリブのうま煮

みんなのきょうの料理 ぶっかけトマトそば

スペアリブのうま煮とぶっかけトマトそば

◆晩ご飯◆
 メインは鶏の唐揚げ。市販のから揚げの素を使った。もちろん好評。多めに作ったのだが、息子がバカ食いして弁当分しか残らなかった。だんだん、リアル肉食になってきているようだ。
 炭水化物はざるラーメン。たまには「ノーお米デイ」もいいだろう。
 他はサラダ、和風スープ、昼の残りのスペアリブ。

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2016年6月26日日曜日

【書評】東野圭吾『おれは非情勤』(集英社文庫)

知ってビックリ。小学生に向けて書かれた短編集


2003年刊行の短編集。小学校の非常勤教師が、小学生たちの絡むさまざまな事件を解決する短編が六つと、それとは別の、小学生が主人公のミステリーが2編、収められている。
 いまどきの(といっても10年以上前だが)小学生の様子が描かれる。陰湿で狡猾で生意気な現代の小学生たち。とはいえ、そこはやはり小学生。その本質は、今も昔もそれほど変わらないのかもしれない。そのあたりの雰囲気がうまく描かれている。
 そんな、いまどきの小学校で起きる殺人や自殺未遂などの事件。それをクールな非常勤(非情勤)教師が解決していく。容赦ないようでいて、実はそうでもないような、これもいまどきと言ってよい非常勤教師がいい味を出している。もちろんミステリーとしてもちゃんと閉じている。東野小説、ぬかりなしである。

 巻末の「解説」を読んで驚いたのだが、これらの短編は、何と小学生向けに書かれたものなのだそうだ。言われてみれば、各話のオチはとても明快で分かりやすい。途中のストーリーも回りくどくない。
 では単純なのかと言えば、そうではないところが東野小説。言われるまで子ども向けとは気づかないほどの、クオリティの高さを保っている。さすがだ。




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【中央競馬予想の回顧】宝塚記念、グリーンS(2016)

 今週は宝塚記念。
 ◎ドゥラメンテはスタートひと息で後方から。人気を背負っているだけにマークが厳しく、3、4コーナーでは内に押し込められる形に。結果的には、ここでマクっていけなかったのが痛かったか。直線では外の馬を押しのけるようにして進路を確保したが2着まで。「負けるとしたらこういうパターンか」という競馬になってしまった。
 勝ったのは推奨穴馬のマリアライト。こちらはドゥラメンテとは対照的に、3、4コーナーでは外を回って押し上げていく。直線ではラブリーデイを競り落とし、ドゥラメンテの追撃を振り切った。こういう馬場は得意なのだろう。
 馬券は3連複をとった。

 土曜は阪神でグリーンS。
 ◎プロレタリアトは予定通り後方から。3コーナーから内ラチ沿いに順位を上げ、直線では内を突いた。うまく進路も開いたのだが、今ひとつ伸びを欠いて5着まで。外の伸びる馬場だったのかもしれない。
 馬券はハズレ。

 今週は2戦1勝。他で中穴が的中し、トータルも少しプラスになった。前半戦をよい形で締めくくったということにしておきたい。

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2016年6月25日土曜日

【中央競馬予想と与太話】宝塚記念(2016)~10年前と似た感じ~

 今週は、上半期の締めくくり、宝塚記念。
 今年は中間にかなり雨が降ったので、馬場状態に頭を悩ませている人も多いだろう。それで思い出したのが、ちょうど10年前の宝塚記念。この年は阪神が改装中で、京都で宝塚記念が行われた。やや重の発表だったが、レース時にもかなり雨が降っており、かなり重たい馬場状態に見えた。
 1番人気はディープインパクトで、単勝は何と1.1倍。レースでは、渋った馬場も何のその、豪快に差しきって4馬身差の圧勝だった。しかし、ヒモは荒れた。2着に10番人気のナリタセンチュリー、3着に9番人気のバランスオブゲームが入り、3連単は4万円を超えた。結果論だが、この2頭は道悪巧者だったのだろう。今年もこういう馬がいるだろうか。

 レースにいってみたい。
 17頭立てと、フルゲートにこそならなかったが、ドゥラメンテをはじめ、いいメンバーが揃った。本命はその◎ドゥラメンテ。長期休養明けの中山記念が、好位からグイッと抜け出す大人の競馬。「もう国内で負けることはないのでは」と思わせる内容だった。血統的にも、馬場はこなしてくれるだろう。人気に応えてほしい。
 推奨穴馬はマリアライト。昨秋からの充実ぶりのわりには人気がない。重馬場も得意。

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2016年6月24日金曜日

【中央競馬予想と与太話】グリーンステークス(2016)~レッドやブルーは~

 来週から7月が始まる。もう今年も半分とは早いものだ。競馬も今週で阪神・東京開催が終わり、上半期が終了。最後くらいばっちりと当てたいところ。

 そんな土曜の阪神メインはグリーンS。昨年作られたレースだ。
 グリーンはJRAのイメージカラーだそうで、そこから来たレース名らしい。レッド特別やブルーステークスは作る予定はないのだろうか。

 レースにいってみたい。
 今週はかなり雨が降った。土曜はおそらく重~不良のコンディションになりそうだ。馬場状態も考慮して予想していきたい。
 本命は◎プロレタリアト。馬名はプロレタリアートとするべきではないかというツッコミはおくとして、(勝って同条件が1頭いるが)降級馬のいないここなら、1枚上の実績。渋った馬場で2-1-0-0なのも心強い。泥で真っ黒になりながら、差しきってほしい。
 推奨穴馬はラヴアンドポップ。重馬場で新馬を勝った馬だ。3歳でハンデも恵まれた。

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2016年6月21日火曜日

【お父さんの週末料理】2016年6月18・19日~オシャレなトマトカップサラダ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。


 6月18日(土) 
昼は息子のたっての希望でマクドナルド。仮面ライダーゴーストのハッピーセットが目当てだ。

◆晩ご飯◆
 息子のリクエストで焼き鳥。子どもたちは串焼きや骨つきが大好きだ。一人につき、モモと砂ずりと野菜を1本ずつ。野菜串はシイタケ、ネギ、ナス、トウガラシ。息子はネギ多めのシイタケ少なめ、娘はシイタケ多めのネギ少なめ。真逆なのが面白い。
 他はそば、サラダ、即席赤だし味噌汁、ネバ二郎(納豆+メカブ)。

 6月19日(日) 

◆昼ご飯◆
 今週は娘と買い物に行った。娘の選んだ「今週の魚」はケンサキイカ。刺身でも美味しそうだったのだが、娘がイカの刺身はあまり好まないのと、梅雨の時期だし念のためということで、炒め物にした。ナス、シイタケ、キュウリ、ミックスナッツとともに、中華風に仕上げた。まあまあ好評。
 娘と一緒に、トマトカップサラダも作った。トマトをくりぬいて、そこに刻んだ野菜とメカブを詰めたもの。見た目がオシャレな一品。
 他はマカロニ、和風スープ。

イカの炒め物

トマトカップサラダ

◆晩ご飯◆
 豚肉と夏野菜の焼き浸しがメイン。炒めた豚肉と野菜を、醤油と酢がベースのタレに漬け込む。夏野菜の季節にお手軽で美味しいメニュー。翌日の弁当用に多めに作った。
 他はネギ味噌ポテサラ、和風スープ、サラダ、ネバ二郎。ネギ味噌ポテサラは「イケてる」と思ったのは息子と私だけだったようで、娘と妻は「イマイチ」の評価。

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2016年6月20日月曜日

【書評】岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(新潮文庫)

ある事柄を小説に落とし込む手法の完成形


 2009年刊行の大ベストセラー『もしドラ』。社会現象となるほどの爆発的な売れ行きを示した。流行り物に懐疑的な(ひねくれ者の)私は
「ホンマにオモロイんかいな」
と半信半疑で手に取ったのだが……参りました。これはよくできている。

 そのままで学ぶには難しい知識や概念などを、物語に落とし込んで小説風に仕立てあげることにより、分かりやすく伝えようとする試みは、これまで何度も行われてきた。その一つの完成形が本書であるといっても過言ではない。
 まず、小説と事柄(ドラッカーの『マネジメント』)が非常にうまく絡み合っているのが本書の特長だ。高校野球の女子マネージャーが『マネジメント』を読み込んで実践することにより、野球部を強くしていくという設定には舌を巻いた。女子マネと『マネジメント』の組み合わせが、意外なだけでなく「効果的」なのだ。
 また、ある事柄を小説仕立てで伝える手法は、事柄と小説のバランスが肝要だ。事柄のほうに傾きすぎると、何のために小説仕立てにしているのか分からない。一方、小説のほうに傾きすぎても、事柄が伝わらない。小説が面白すぎても、つまらなさすぎてもダメなのだ。本書は、この按配が絶妙なのである。小説のストーリーは素人っぽいが、そこがよいのだ。
 ミリオンセラーも納得の、よく組み立てられた本だ。おそらく、編集者の寄与も大きかったのだろう。

 本書で紹介されるドラッカーの考え方からも、さまざまなヒントを得た。最も印象に残ったのは、リーダーに必要な資質についてだった。ドラッカー曰く、リーダーに最も必要な資質は「真摯さ」なのだそうだ。知識や手法は後から学ぶこともできるが、真摯さや情熱を持たない人にそれを付け加えるのは無理だという。なるほどその通りだ。
 というわけで、私はリーダーには不向きなことが改めて分かったのでした…。




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【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。  このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。  別荘地で起きた連続殺人事...