2012年8月11日土曜日

2012関屋記念 オレの予想を聞いてくれよ

 今日は午後から出かけるので早い時間に書いておく。

 今週の重賞は新潟の関屋記念のみ。
 関屋とは新潟の地名で、昔はそこに新潟競馬場があったらしい。その名前を冠した伝統のGIIIだ。目黒記念や鳴尾記念と同じですな。
 グーグルマップで関屋の場所を調べてみると…川をはさんで新潟県庁の向かい側という一等地だ。そりゃこんなところにいつまでも競馬場はおいておけないよな。

 さて、レースにいってみたい。
 56 kgならトライアンフマーチで鉄板と思っていたのだが、何と出走回避。とたんに混沌としてきた。それならということで、◎エーシンリターンズを本命に抜擢したい。前走は14着に惨敗したが、太め残りに加えて展開も向かなかったということにしておく。調教で抜群の動きを見せたこの馬に期待したい。
 おそらくそれほど人気しないと思うので、相手は手広く流す。
 スピリタスネオサクセス。近走でそれなりに走っているのに印がない。

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2012年8月10日金曜日

2012釜山ステークス オレの予想を聞いてくれよ

 お盆を間近に控え、仕事も大きな山場を越え、ちょっと気の抜けた状態になっている私であるが、皆さんはいかがお過ごしだろうか。
 そんな夏休みモードの土曜小倉メインは釜山(プサン)ステークス。今年でまだ3回目の新しいレースだ。釜山とはもちろん韓国の都市だが、どういう経緯でこのレースが設立され、この時期に小倉で行われることになったのか、例によってJRAの特別レース名解説で調べてみた。

釜山は、大韓民国南東部に位置する広域市。韓国の主要都市の中では最も日本に近く位置し、国内第二の都市として古くから栄えてきた。日本との関係も古く、小倉競馬場と釜山競馬場は姉妹競馬場として提携している。

 九州北部と韓国は位置的に近く、そのため小倉競馬場と釜山競馬場が提携したのだろうと推察される。そして、その提携が2009年に行われ、その翌年から釜山ステークスができた。したがって、今年が3回目というわけである。一件落着ということにしておきたい。

 韓国は、ほとんど行っていなかった競走馬の生産を1990年代になって急増させるなど、国策として競馬および馬産を盛り上げようとしているようだ。李明博大統領の意向なのだろうか。カジノをどんどん作っていることとも関連があるのかもしれない。
 しかし、よりによって、釜山Sの前日に韓国大統領が竹島を訪問するとは…。サイン馬券の好きな人は、1-4-8(イ・ミョン・パク)のボックスなんてどうだろうか。

 韓国競馬事情を推察するのはこれくらいにしておき、レースにいってみたい。
 小頭数だが、骨っぽいメンバーが集まった。ダコールが人気を集めそうだが、57.5 kgは微妙だし、直線が長いコース向きという印象もある。本命は◎サトノパンサー。このクラスでの実績もあるし、小倉も得意。何より55 kgは恵まれた。相手は前に行けるエーシンジャッカル、ミカエルビスティーを厚めに押さえる。
 今週は推奨穴馬はナシ。小頭数だし堅く収まりそう。

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2012年8月7日火曜日

教育委員会なんて、ないほうがよろしいのでは? 大津いじめ事件に思う

 普段はブログに政治的なことは書かないのだが、大津市在住ということもあり、いじめ事件について触れておこうと思う。事件のことは報道を通じてしか知らないので事実を誤認している部分もあるかもしれないが、そこはご容赦を。

 いじめそのものとは別の話だが、今回の事件、とにかく行政側の対応が最悪である。マスコミの報道によるバイアスを考慮するとしても、相当にひどい。校長の会見をテレビで見たが、失礼を承知でいうと
「この校長なら、さもありなん」
という印象だった。保身に加え、加害者側を擁護したい気持ちが見え見えなのだ。

 その校長とともに加害者を擁護しているのが、PTAと教育委員会。加害者側の親に有力者がいるという話はおそらく本当なのだろう。加害者側にも言い分があるのはもっともだし、加害者やその親が「裁判で争う」という姿勢を取ることも理解できないではない。
 しかし、警察が介入して逮捕者が出るような、ある意味「明らか」な事態に対して、PTAや教育委員会が加害者側に肩入れするとは、いったいどういう事態なのか。まったく理解できない。そんな組織など必要ない。

 私は以前から教育委員会は不要じゃないかと考えていたが、今回、その思いをいっそう強くした。その意味でも、越市長の「教育委員会不要発言」には大いに賛同したのだが、その後、市長がトーンダウンしたのかマスコミに統制が入ったのかは知らないが、このニュースがあまり報じられなくなったのは気持ち悪い。何かの圧力がかかったのか。

 地方公務員の友人に昔聞いたところによると、教育行政は通常の行政組織とはかなり切り離されており、ほとんど別組織になっているらしい。同じ公務員試験を通って公務員になっても、いったん教育行政に配属されると、ずっとそのままなのだそうだ。これもなんだか怪しい話である。
 この事件が、教育委員会制度を考え直すきっかけにならないかなあと期待していたのだが、どうも難しいようだ。残念。

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書評 綾辻行人『Another(上・下)』(角川文庫)

 先日、映画が公開されたばかりの学園ホラー小説。
 呪われた学級である夜見山北中学校の3年3組には「ある年」と「ない年」があり、「ある年」はクラスの生徒およびその家族が次から次に変死する。「ある年」には、本来いないはずの生徒が3年3組に混ざっているが、それに誰も気がつかないのだという。
 その3年3組に転校してくることになった少年を主人公に話は進む。鳴という不思議な少女を初めとするクラスメイトたちが主要登場人物である。

 5月、6月と、次々と死んでいくクラスメイトやその家族たち。そう、今年は「ある年」だったのだ。
「次は自分かもしれない」
という恐怖が生徒たちを(そして読者を)襲う。クラスメイトの誰が「本来いないはずのもう一人」なのか。みんなが疑心暗鬼になる中、災厄を終わらせるための合宿が行われるが、そこで待っていたのは…。

 綾辻さんの小説は「館シリーズ」の2冊に続く3作目。「館シリーズ」が最後にすべての謎が明らかになる本格推理小説なので、本書もそうだと勝手に思っていた。しかし本書では、(一つを除き)謎はほとんど明らかにならない。ちょっと消化不良な印象。
 しかし、恐怖やスリルは満点である。
「次は誰が殺されるのか」
という、王道とも言えるドキドキ感が堪能できる。
「謎解き」ではなく「ドキドキ」(おおっ、韻を踏んでいる)を求めている人にはお薦めの一冊。

 蛇足だが、本書の映画が先日公開された。しかし、ただ一つ明かされる謎(本書のオチと言ってもよい)をどのように取り扱っているのだろうか。たいへん気になる。




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2012年8月5日日曜日

2012小倉記念、レパードS、西部スポニチ賞 予想の回顧

 オリンピックがアツイですな。いま、男子卓球団体戦を観戦しながらこれを書いている。

 土曜は西部スポニチ賞。
 本命◎ジェームズバローズは中団から。3コーナーあたりからいい感じで仕掛けていくが、直線入り口で少し行き場を失う場面が。その間に1番人気のオーシャンブルーに外をまくられてしまう。前が開いてからは鋭く伸びたが、オーシャンは捉えきれず2着まで。ゴチャつかなければもっと際どかっただろう。
 馬券は、安かったが馬単をゲット。

 日曜は小倉記念。
 ◎トーセンラーは予定通り後方から。4コーナーでは外を回さず馬群をうまく抜けてきたが、豪快に外から突っ込んできたエクスペディションの2着まで。川田騎手は上手く乗ったと思う。
 馬券は、エクスペディションを蹴飛ばしていたためハズレ…のはずだったが、3着に伸びてきたのは推奨穴馬のナリタクリスタル。2-3着のワイドを押さえており、トントンになった。豊騎手、ナイス。

 レパードSは◎ナムラビクターが2着に入り、ここも馬券を的中。

 今週は、人気の馬から入ったとはいえ、3戦3勝。天変地異に注意したい。そろそろ台風が本土に襲来するかも。

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2012年8月4日土曜日

2012小倉記念、レパードS オレの予想を聞いてくれよ

 日曜の小倉メインは小倉記念。今年で48回目を迎える、小倉の名物重賞だ。つい最近まで小倉大賞典、北九州記念と三つの中距離重賞があり「小倉三冠レース」と呼ばれたものだが(ホンマかいな…)、北九州記念がスプリント戦になり、それも昔の話となってしまった。その当時は
「何で三つも中距離の重賞があるねん」
と思っていたが、なくなってしまうと何となく寂しいから勝手なものだ。

 さて今年のレース。例年通り、GI級の馬は夏休み中で
「鬼の居ぬ間に、重賞の一つ、二つとってしまおう」
という馬が張り切って参戦してきた(が、このクラスの馬に、最近は個性的な馬が少なくなった気がするなあ)。
 今年は、57 kg以上の馬が12頭中6頭と半分の割合を占める、珍しいパターン。私の本命も57 kg組から、◎トーセンラー。前走の七夕賞でも本命に推したが、少し窮屈になる場面があり2着まで。しかし、そのお陰で今回のハンデも57 kg止まり。今回は突き抜けてほしい。
 相手も57 kg組のダノンバラード、アスカクリチャンを厚めに。
 推奨穴馬は、これというのが見あたらないが、しいて挙げるならエーシンジーライン。今冬の小倉大賞典の勝ち馬だ。もう一頭は昨年のサマー2000チャンピオンのナリタクリスタル

 レパードSは◎ナムラビクター。破壊力のある馬が、前につけられるようになった。

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2012年8月3日金曜日

2012西部スポニチ賞 オレの予想を聞いてくれよ

 毎日暑いですなあ。暑いのは気温ばかりで、財布が厚くなってくれないのが悲しいところだ。

 土曜の小倉メインは西部スポニチ賞。先週の九スポ杯に続く、九州スポーツ紙レース名シリーズだ。
 九州に行くと、スポーツ紙はホークスの情報が中心だ。西部スポニチも、例に漏れずホークス情報満載のスポーツ紙なのだろう。どの程度、自前の記事でまかなっているのだろうか。
 競馬は、おそらく関西のスポニチと同じ紙面だと思われる。私も、武豊騎手と井上泰司さんのコラムのファンである。スポニチ紙上で金本選手を批判する記事が見られるのは、井上さんのコラムだけだ(とはちょっと言い過ぎか)。

 とりとめのないスポニチの話題はこれくらいにして、レースにいってみたい。
 1000万条件の定量戦。ここも降級馬と3歳馬が人気を集めそうだ。さてどちらを本命にしたものか。出した結論は、3歳馬◎ジェームズバローズ。今年の3歳はレベルが高いようで、条件戦での活躍が目につく。昨年も、3歳馬(現4歳馬)が頑張っていたが、今年はそれ以上の勢いだ。54 kg、前に行ける脚質と好条件が揃った。前々からの押し切りを期待。
 相手は、オーシャンブルーは押さえざるをえないか。エクセリオンもいいところだし、堅く収まりそうだ。
 無理に挙げるなら、推奨穴馬はリベルタス。実力馬が叩き3走目で変わらないか。

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【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。  このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。  別荘地で起きた連続殺人事...