2016年3月31日木曜日

【書評】岡田吉美『遺伝暗号のナゾにいどむ』(岩波ジュニア新書)

科学も人の営みであり、そこにはドラマがある


 メンデルが遺伝の法則を見つけたのが1865年のこと。もちろんそれまでも「子は親に似る」ことから明らかなように、遺伝そのものの存在を疑う者はいなかった。
 ではメンデルは何を見つけたのか。それは、たとえば豆の色(赤や黒)や形(シワのある、ない)などが、独立に受け継がれるということである。
 その何がすごいのか。遺伝は「父と母からなんとなく全般的に」受け継がれるのではなく、個々の要素(形質)が、それぞれ一つずつ、受け継がれたり、受け継がれなかったりすることを示したのが大発見だったのだ。すなわち、親から子へ何らかの因子が伝わることによって、形質が受け継がれることが明らかになったのだ。ここではじめて「遺伝子」という概念が誕生した。

 では、その遺伝子の正体は何なのか。今となってはそれがDNAであることは周知の事実なのだが、それが分かるまでには多くの科学者の努力が必要だった。
 さらに、DNAがどのような仕組みで受け継がれるのか。また、DNAがどのような仕組みで形質を作り出すのか。それらの仕組みを明らかにしたのが、分子生物学である。

 メンデルの発見から約100年で、それらの仕組みの基本はほぼ明らかになった。その歴史をひもときつつ、遺伝の仕組みを解説したのが本書である。
 本書の特長は、明らかになった事実(遺伝の仕組み)を説明するだけではなく、その事実がどのような科学者によって、どのように明らかにされたかが書かれている点である。科学も人の営みであり、そこには数々のドラマがあることがよく分かる。分子生物学という分野がまだ若いから、一冊の本にまとめられたのであろう。

 科学は決して無機質ではなく、科学の発展には科学者たちの血の通った営みが必要なことがよく分かる。少し難解だが、科学者の奮闘ぶりが感じられる良書である。岩波ジュニア新書に収録されているように、中高生に読んでもらいたい本だ。



遺伝暗号のナゾにいどむ [ 岡田吉美 ]
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価格:799円(税込、送料込)

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2016年3月30日水曜日

【映画評】『ルパン三世』(2014)

ルパン三世に、また新たな1ページが加わった


 原作のある映画が主流の邦画界。その流れでキャシャーンやヤッターマンなど、昔のアニメの実写映画版が作られたが、どれも評価はいまいち。
「ルパン三世も、どうせそんな感じだろ」
と食指は動かなかったのだが、本作は意外な高評価。
「へえ、そうなんや。じゃあ」
と観てみたところ、想定外の良作。原作の面白さが実に上手く抽出されている。

 ルパンと、不二子ちゃんや銭形との微妙な距離感が、絶妙に再現されている。ルパンを好きなんだろうに、落ちそうで落ちない不二子ちゃん。ルパンを逮捕したいだろうに、妙に肩入れする銭形。これらがストーリーと自然な形で絡みあう。
 泥棒稼業のハチャメチャぶりを中心に据えつつ、周囲をシリアスに固める。次元や五右衛門もいい味を出している。ルパン三世javascript:void(0);の爽快な世界観を堪能した。ご馳走様でした。

 モンキー・パンチ氏の原作マンガ(1967年~)に始まったルパン三世シリーズ。それが1971年にアニメ化され、人気を博した。ちなみに私は、このアニメを見て育った世代である。
 次の転機は「カリオストロの城」。1979年に公開されたこの映画が、ルパン三世に再び注目を集めさせた。その後、主題歌が甲子園のヒッティングマーチの定番となり、高校野球大会のたびにルパン三世を思い出すことになる。このようにして、ほぼ半世紀前のマンガが現在まで受け継がれている。
 そして本作により、ルパン三世シリーズに新たな1ページが加わった。




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2016年3月29日火曜日

【お父さんの週末料理】2016年3月26・27日~丼は飲み物?~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 3月26日(土) 
本日は珍しく昼過ぎまで仕事。仕事帰りに買い物をして、晩ご飯を作った。
 今週もネバ三を作った。とろろ、オクラ、めかぶのネバネバ3兄弟を混ぜて作る、健康メニュー。特に、お腹の緩い人にお勧め。ネバ三のレシピは下記参照。

ネバ三のレシピ 2016年2月27・28日

◆晩ご飯◆
 メインは鶏ささみバター醤油和えの生春巻き。キュウリの千切りとささみをライスペーパーで巻いた。バターの風味がきいていて、好評。
 他は和風スープ、サラダ、ネバ三丼、めかぶ、ちくわ納豆。子どもたちも昼は外食だったので、軽めのメニュー。


 3月27日(日) 

◆昼ご飯◆
 娘の希望で、ブリを照り焼きに。骨も少なく、さくさく完食。
 また、ご飯にサーモンの刺身を乗せてネバ三をぶっかける「海鮮ネバ三丼」も作った。飲み物のように瞬殺。
 他は和風スープ、サラダ。

海鮮ネバ三丼。超美味でした

◆晩ご飯◆
 メインは豚ブロック肉の中華風焼き浸し。豚のブロック肉を低温でじっくり焼いて火を通す。それを醤油、甜麺醤、オイスターソース、酢少々のタレに漬け込む。ピーマン、ナス、ヒラタケも加えた。好評で、特に息子が気に入った。
 炭水化物はカレーうどん。つるつる完食(もっと噛め)。
 他はサラダ、ちくわ納豆。

カレーうどんと焼き浸し

中華風焼き浸し

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2016年3月27日日曜日

【中央競馬予想の回顧】高松宮記念、マーチS、毎日杯、日経賞(2016)

 今週は高松宮記念。
 先行争いはローレルベローチェが「何が何でも」行く構えを見せると、ミッキーアイルは控えて3番手。結果的にはこれが好判断だった。
 ◎スノードラゴンは中団と、思ったよりも前の位置取り。前残りの馬場を考えるとよいかもしれないと、期待が膨らむ。しかし、直線ではいつものような脚は使えず、7着まで。こういう馬は、やはり後方からじゃないと持ち味が出ないのかもしれない。
 勝ったのはビッグアーサー。このところちぐはぐな競馬が続いていた鬱憤を晴らすように、好位からズバッと切れて完勝した。まだまだ強くなりそうだ。
 馬券は差し馬を中心に買っていたため、かすりもしないハズレ。
 なお今年はじめて、今週だけBコースという試みがなされたが、まさかこれほどの高速、前残り馬場になるとは。来年はどうするだろうか。

 中山ではマーチS。
 ◎トウショウフリークは2番手につけて直線入り口で前に並びかける。
「これは、ひょっとして」
という手応えだったのだが、残り200 mで力尽きて8着。負けて納得。

 土曜は毎日杯。
 ◎タイセイサミットは中団から。4コーナーで前に取りついたが、外から人気のスマートオーディンが馬なりで並びかけてくる。これにまったく抵抗できずにかわされ、内から抜けてきたアーバンキッドにも届かず、3着。1着馬は別格だったが、2着馬に届かなかったのは情けなかった。
 勝ったのはスマートオーディン。直線半ばまで持ったままで先団に取りつき、追い出すとすっと伸びて1馬身1/4差をつけた。着差以上の力の差を見せつけた。
 馬券はハズレ。

 中山では日経賞。
 ◎ゴールドアクターは2番手で人気のサウンズオブアースと並ぶ形。ペースにかかわらずピタリと折り合えるのがこの馬のよいところだ。4コーナーを回ってからは人気2頭の一騎打ちに。サウンズオブアースの手応えのほうがよさそうに見えたが、最後は3/4馬身差をつけて1着でゴール。斤量差も考えると、有馬記念馬の貫禄を見せつけた。今後が楽しみだ。
 馬券は単勝1点勝負が的中。

 今週は4戦1勝。最終馬連もいま一歩でトータルはマイナス。連勝ならず。

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2016年3月26日土曜日

【中央競馬予想と与太話】高松宮記念、マーチS(2016)~高松宮記念とオグリキャップ~

 今週は高松宮記念。すっかりスプリントGIとして定着した。中京の2000 mで夏の名物レースとして行われていたのが、第1~25回。1200 mのGIになってから、今回で21回目。2000 m時代を懐かしんでいるのは、もう少数派だろう。
 第18回の勝ち馬にはオグリキャップの名が見られる。クラシックに出走できなかったオグリキャップが、真夏の中京で圧倒的人気に応えたレースだった。

 レースにいってみたい。
 人気馬2頭(エアロヴェロシティとダンスディレクター)が回避し、かなりの混戦ムード。馬場は先行有利だが、前に行きたい馬が多く、ハイペースが予想される。さて、前が残るのか、それとも差し馬の流れになるのか。
 本命は◎スノードラゴン。今回は差し馬が有利と見た。前走は1年以上の長期休養明けにもかかわらず、さすがの末脚で3着に差してきた。上がり目は十分。鞍上の大野騎手は、肝の据わった騎乗がウリ。決め打ちで、後方待機からのごぼう抜きを決めてほしい。
 推奨穴馬はウキヨノカゼ。前走は度外視できる。

 マーチSは思い切って◎トウショウフリークを狙う。休み明けは得意。内に潜り込みたい。

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【中央競馬予想と与太話】毎日杯、日経賞(2016)

 今日は遅くなったのでごく簡単に。

 毎日杯は◎タイセイサミットが本命。前走は3強にこそ水をあけられたが、この相手なら。
 日経賞は人気でも◎ゴールドアクター。有馬記念を勝った馬がフロックであってほしくない、という願いも込めての本命。

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2016年3月24日木曜日

【映画評】『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015)

圧巻の映像が支える、極上のエンターテインメント

 マッドマックスシリーズははじめて観た。正直、いままでは観ようとも思わなかったシリーズだ。いまさら、それをなぜ観たか。理由はもちろん、アカデミー賞。なぜこの作品が、アカデミー賞で高い評価を得たのか、それを知りたかった。

 結論は「観て納得、観てなるほど」の大スペクタクルだった。広大な砂漠、深い山岳地帯、そこにそびえる要塞や、走り回る二輪車。圧巻の映像に圧倒される。
 本作品が受賞したアカデミー賞は編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞、録音賞、音響効果賞。いずれも、映像と音響に関する部門だ。この映像と音響を背景に、ハラハラ・ドキドキの追走劇が繰り広げられる。(失礼だが)ストーリーは二の次。シリーズ前三作品の知識が皆無の私にも十分に楽しめた。


 この映画を観て連想したのが「北斗の拳」。環境が破壊された後の世界で、暴力とカリスマで人々を支配する悪組織。広がるのは広大な砂漠とオアシス。子を産める女は貴重品で、庶民の手には届かない。雑魚キャラがジープやバイクで走り回り、庶民を虐げる。
 北斗百裂拳や「ひでぶ」こそ出てこないが
「お前、北斗の拳、読んだやろ」
とツッコみたくなった。




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2016年3月22日火曜日

比良げんき村で焼杉細工を体験~小2の娘と年中組の息子~

適度に手間がかかり、ほどよい達成感


「3連休だし、どっか行くか」ということで、比良げんき村の焼杉細工教室に参加した。比良げんき村は、ロング滑り台などの無料の遊具がたくさんあり、バーベキューも楽しめるという施設。入場料も無料で、大きな公園を想像してもらうとよいかもしれない。
 昨秋に娘が小学校の遠足で訪れたところ、とても気に入り、正月休みにも遊びに行った


焼杉細工教室の受付へ向かうと、参加者はわれわれのみ。それほど人が集まるとは思っていなかったが、わが家だけとは想定外だった。
 参加費は子ども二人分で700円。最初に何を作るかを選ぶ、娘は星を、息子はイルカをチョイスした。
 まずはやすりで角をなめらかにする作業。最初は苦戦したが、コツを掴むとどんどん角が丸くなっていく。なかなか力のいる作業だ。


 次に、バーナーで火あぶりに。だから「焼杉」細工なのだ。かなり真っ黒になるまで火であぶった。こんなに真っ黒にしてしまって、大丈夫なのだろうか。子どもたちにバーナーを使わせるのは怖かったが、後で聞くと、この作業がいちばん楽しかったとのこと。じつは、私もそうだった。

けっこうな火力

 続いて、ブラシで表面のススを取り除いていく。これがけっこうたいへんで、力が必要だった。

ごしごし

 後は仕上げ。ロウを塗って、目玉をはめて、フックとヒモをつけて完成。フックをつけるのにキリを使ったのだが、子どもたちに使わせるのは怖かった。案の定、私が息子に軽く刺された…。
 いい感じで完成。木目や焼き方によって違いが出るので「世界に一つ」の作品となるのがウリだそうだ。上手にできました。

完成!

 その後は、遊具で遊んだ。正月に来たときには閑散としていたが、この日はそれなりに賑わっていた。4、5歳~小学校低学年くらいの子どもにはちょうどよい施設だ。写真はロング滑り台。やはりこれが1番人気。

ロング滑り台

 焼杉細工は適度に手間がかかり、ほどよい達成感が味わえた。また行こう。

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2016年3月21日月曜日

【お父さんの週末料理】2016年3月19~21日~キメジマグロを丸ごと買い~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 3月19日(土) 
今週は3連休。大きめの魚を丸ごと買って、3食分くらいで食べきろうと目論んでいた。1000円程度のハマチがあればと思っていたのだが、残念ながら不在。目についたのは約1500円のキメジマグロ。息子と
「おお、これ美味しそうやなあ」
と、買ってみた。
 キメジマグロはキハダマグロの幼魚。「メジ」は「幼魚」の意味なのだそうだ。

◆昼ご飯◆
 キメジマグロは2枚に下ろしてもらって、半身は刺身用に。これをご飯に乗っけて海鮮丼にしたら、モチモチ・トロトロで超美味。ネバ三をかけて、とろろ海鮮丼にしたら、これまた格別の味わい。カツオたたきとともに堪能した。
 他はサラダ、中華風スープ、バロー名物18円コロッケ。

キメジマグロ。刺身が絶品

◆晩ご飯◆
 先週のリベンジで、またあんパンを作った。本日は娘のお友達も参加。先週よりはうまく膨らんだが、市販のフワフワした感じではなく、ちょっと硬め。こういうレシピなのだろう。次回は、フワッとしたあんパンも作ってみたい。
 他は、キメジマグロの刺身とカツオたたき、キメジマグロの塩焼き、サラダ、中華風スープ、めかぶ、ちくわ納豆。キメジマグロの塩焼きは、骨も多く、ややパサパサ気味。やはりマグロは生で食べるものなのだろうか。ちくわ納豆は、ちくわを刻んで、納豆とそのタレをかけるだけの簡単メニュー。なかなかいける。下記のリンクを参照。

みんなのきょうの料理 ちくわ納豆のゆずこしょう風味

あんパン

 3月20日(日) 
昼は外食した。
◆晩ご飯◆
 前日のキメジマグロがまだ残っていた。2枚おろしの骨のついたほうの半身を、結局、骨と皮を取って短冊状にして、エリンギとともにバターで炒めた。こんなことなら、最初からすべて短冊にしてもらっておけばよかった。マグロは、火を通す料理が案外難しいことを知った。幸い、料理自体は好評だった。
 他は、サラダ、中華風スープ、ネバ三、白ご飯。昼の外食(パスタ)でお腹が大きめだったため、控えめのメニュー。

ネバ三とサラダ

 3月21日(月・祝) 

◆昼ご飯◆
 メインはカレーグラタン。子ども用のグラタン皿を買ったので、さっそく使ってみた。マカロニを茹でて、ニンジンとエリンギを加え、レトルトカレーをかける。冷蔵庫に残っていたサワークリームを混ぜ込み、チーズをたっぷりのせてオーブントースターへ。予想通り大好評。
 他はサラダ、キメジの潮汁、ちくわ納豆、めかぶ。

◆晩ご飯◆
 子どもたちといなり寿司を作った。お揚げを煮て、寿司飯を用意するところまでは順調だったのだが、包むのが難しい。コツがあるのだろうか。次回までに調べておきたい。味はベリーグーだった。
 もう一品、パリ春(造語)を作った。鶏ミンチと春雨をライスペーパーで包み、中温の油で揚げると、パリッとした春巻きのできあがり。
 いなりとパリ春は弁当用に多めに作った。
 他はサラダ、キメジの潮汁、ちくわ納豆。

いなり寿司。形よく詰めるのが難しい

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【予想の回顧】阪神大賞典、スプリングS、ファルコンS、若葉S、フラワーC(2016)

 今週は阪神大賞典。
 ◎アドマイヤデウスは3番手につけた。レースは淡々と流れ、ほとんど出入りなく4コーナーへ。
「これは、願ってもない展開」
とほくほくしていたら、直線でアドマイヤデウスの進路がない。岩田騎手は得意のイン差しを狙ったが、これが裏目。前が詰まって、結局、外に進路を切り替えたが離れた3着まで。スムーズなら勝ち負けだっただろう。
 勝ったのはシュヴァルグラン。外から一気に突き抜けた。一躍、天皇賞・春の本命候補に浮上。
 馬券は、ボックスに1、2着(2着はタンタアレグリア)が入っており、馬連を取ったがトリガミ。

 中山ではスプリングS。
 ◎ドレッドノータスは、後方で人気のロードクエストと併走。3コーナー過ぎでロードクエストよりも先に仕掛けて4コーナーでは大外へ。しかし、ロードクエストに外から並びかけられると失速。7着に終わった。この程度の馬だったということなのだろうか。京都2歳Sはレベルが低かったのかもしれない。
 勝ったのは、前で器用に立ち回ったマウントロブソン。本番でも、今回同様に前で息を潜めていられたら、あっと言わせるシーンがあるかも。
 馬券は単勝勝負でハズレ。

 土曜は中京でファルコンS。
 ◎シュウジは控えて3番手から。直線に入り、先頭に並びかけたが、そこから伸びがなく12着に惨敗。馬場か距離か。それとも転厩が応えたか。
 勝ったのはトウショウドラフタ。馬場の真ん中を一頭だけグイグイ伸びて、1馬身3/4差をつけて完勝。重馬場でこれだけのレースができるのなら、ダートでも面白いかもしれない。
 馬券は2着のブレイブスマッシュを押さえておらず、ハズレ。

 阪神では若葉S。
 ◎アドマイヤダイオウは後方からのスタートだったが、向こう正面で我慢せずにグイグイ上がっていって、先頭に並びかける。そのままの位置取りで4コーナーを回ると、逃げ馬を競り落として、ナムラシングンとの一騎打ちに。いったんは前に出られたが、最後の最後に差し返して見事に1着。デムーロマジックだ。
 馬券はアドマイヤダイオウ-ナムラシングンの馬連1点勝負が見事に的中。

 月曜(祝日)は中山でフラワーC。
 ◎ゲッカコウは中団のインを虎視眈々と追走。直線では狭いところをこじ開けて鋭く伸びたが、逃げた勝ち馬には届かず、2着まで。上手く乗られたが、勝ち馬に展開が向いた。
 勝ったのは逃げたエンジェルフェイス。この馬が抜けた1番人気とは驚いた。しかし、その失礼な驚きをあざ笑うかのように、スイスイと逃げ切った。完勝だったが、今日は相手にも展開にも恵まれた感。次走に注目。
 馬券は、エンジェルフェイスを買っておらず、ハズレ。

 今週は5戦2勝。最終馬連の恩恵にあずかり、トータルは大幅なプラスを達成。来週からのGIに向けて、いい感じだ。

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2016年3月20日日曜日

【予想と与太話】フラワーカップ(2016)~美味しい重賞~

 3日間開催最終日は、中山でフラワーCが組まれている。
 ひと昔前は、ダンスインザムードやキストゥヘヴンがここをステップに桜花賞を制したが、最近はほとんど結びつかない。NHKマイルCとの関連も薄く、なんだか中途半端な重賞になってしまった。ダートにするとか、距離を縮めるとか、何かを考える時期にきているのかもしれない。

 レースにいってみたい。
 頭数は揃ったが、2勝馬は2頭のみ。実質、500万条件戦と言って差し支えなかろう。私が1勝馬の馬主なら、ぜひ出走させたい。
 本命は、2勝馬のうちの一頭、◎ゲッカコウ。このメンツなら実績上位で、中山にも良績がある。好枠から抜け出してほしい。
 推奨穴馬はゴッドカリビアン。堅実。

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2016年3月19日土曜日

【予想と与太話】阪神大賞典、スプリングS(2016)~時代で変わる、レースの雰囲気~

 3日間開催の中日の日曜日は、西で阪神大賞典が、東でスプリングSが行われる。
 阪神大賞典は、ここ3年はゴールドシップが3連覇を達成し、その1年前はオルフェーヴルが3角逸走というトンデモハップンなレースを見せるなど、何かと話題の多いレースになっている。
 昔は、メジロマックイーンやナリタブライアンなどの横綱が出てきて、普通に勝って天皇賞へ、という格の高いレースだったのだが。レースの質、というか雰囲気も、時代によって変わっていくということなのだろう。

 レースにいってみたい。
 ゴールドシップが引退し、案の定、メンバーがかなり小粒化した。それなら◎アドマイヤデウスで足りないか。昨秋はGI三連戦で跳ね返されたが、ひと息入れた前走で3着と力のあるところを見せた。父のアドマイヤドンは意外に長距離指向の種牡馬。3000 mでも。
 推奨穴馬はカムフィー。前走だけで見限れない。

 スプリングSは◎ドレッドノータス。大外枠は誤算だが、前に壁を作れれば。

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2016年3月18日金曜日

【予想と与太話】ファルコンS、若葉S(2016)~いい加減な予言~

 今週は三場×2日=6日分の開催を3日間に分散するという変則3日間開催。ちょっとややこしいが、三場よりも二場のほうが落ち着いて馬券を検討できるし、3日間も競馬が楽しめると、前向きに捉えたい。

 そんな土曜は中京でファルコンSが、阪神で若葉Sが組まれている。
 ファルコンSは距離が1400 mに延びてから今回で5回目。数年前に
「距離が延びたことによりレースのレベルが上がり、NHKマイルCとの関連も深くなるだろう」
と予言したのだが、今のところ全くの外れ。過去2年の勝ち馬は、ともにこのレースの後、一つも勝っていない。この2頭の名前をすぐに思い出せる人は、相当の記憶力の持ち主か、馬券を取った人かだろう。正解は2年前がタガノグランパで、昨年がタガノアザガル。
 今年は、私の予言を後押しするような馬が出てきてくれるだろうか。

 レースにいってみたい。
 18頭とフルゲートになった。「500万条件は勝ったが、その後が厳しい」という馬が多く、かなりの混戦模様。
 本命は◎シュウジで仕方なかろう。距離短縮はもちろん好材料で、左回りも克服済み。転厩初戦だが、須貝師なら心配なかろう。実績を信頼。
 推奨穴馬はモンスターキング。かなりの降雨が見込まれ、ダート馬の出番があるかも。

 若葉Sは、こちらも人気だが◎アドマイヤダイオウで。重馬場適性あり。

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2016年3月17日木曜日

【書評】床丸迷人『四年霊組こわいもの係』(角川つばさ文庫)

娘から「面白いから読んでみて」と言われたら、読まないわけにいかないよね


 小学2年の娘から「面白いから読んでみて」と薦められた本。本を薦められるようになるとは、娘も頼もしく成長したものだ。
 娘は、この本をサンタからプレゼントしてもらった。これがツボにはまったらしく、続編も買って何度も読み返している。プレゼントした本を気に入ってくれて、サンタさんも喜んでいます(笑)。

 では拝読。「30分くらいで読めるかな」と思っていたら、思いのほか時間がかかった。いつの間にこんなに長い本を読めるようになったのだろう。子どもの成長は早い。
 また、文章表現も高度である。
「時代劇のセリフでタンカをきってみた」
「しどろもどろ」
のようなレベルの表現があちこちに出てくるのだ。娘はすでに、新しい単語や表現を、文脈から身につけることができる段階に入っているようだ。子どもの成長は早い。

 娘の自慢ばかりになってすみません。
 内容は、謎あり、恋あり、涙ありと盛りだくさん。主要人物たちもキャラが立っており、躍動感たっぷり。連作集的な構成になっていて、話が途中で細切れになっているのも小学生にとっては読みやすいだろう。オチもよかった。
 最後にあとがきを読んで、まあビックリ。なんと本書は、元々は床丸氏が娘さんのために書いたものだというではないか。そのため、主人公の名前は娘さんの名前になっているのだそうだ。
 さっそく、私も娘を主人公にした小説を書いてみようと思う。

【粗筋】
 友花は新4年生。始業式の日に四年霊組へ連れて行かれ、代々続く「こわいもの係」に就任した(させられた?)。霊組の仲間である花ちゃん(座敷わらし)、鏡子さん(鏡の精霊)、ドクパン(理科室の人体標本)とともに、怪しい事件を次々と解決していく。



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2016年3月15日火曜日

【書評】三浦綾子『氷点』上・下(角川文庫)

「罪を背負わせた者」と「罪を背負わされた者」。この対比が描く、ひたすらに重いストーリー


 何と重いストーリーだろう。過酷な運命を背負いながらも、前向きに健気に生きる少女の姿が心を打つ。周囲の大人たちは、ドロドロワールドにはまり込み、さらに少女を傷つける。

「罪を背負わせた者」と「罪を背負わされた者」。このキリスト教的な対比が本作の骨子を貫いている。背負わせた側と背負った側、それぞれの苦悩が積み重なり、ページをめくる手も、どんどん重くなってゆく。
 人生の苦悩を描いた作品はたくさんあるが、それを「背負わせた」側にむしろ焦点が当てられているのが恐ろしい。苦悩を背負った側がそれを克服してハッピーエンド、ではないのだ。苦悩を背負わせた側の醜い生き様、すなわち「罪」が晒されているところが重い。
 罪、罰、償い。これらが見事に描かれている名作。

【粗筋】
 1964年に書かれた、三浦氏の処女作にして代表作。愛娘を殺害された父親が、妻への腹いせに、妻には秘密でその殺人犯の娘を養女に迎える。しかし、その秘密が妻にばれてしまう。
 迎えられた養女は、父からは距離をおかれ、母からは憎まれ、過酷な少女時代を過ごす。しかし、血筋や血統が何よりも重要だった時代に、前向きで明るく生きていく養女の様子が健気で心を打つ。
 ついに少女の気持ちが「氷点」に達したとき、すべては終わりを迎える。



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2016年3月14日月曜日

お祭り(蓮如忌)に行ってきた~小2の娘と年中組の息子~

 日曜日に近くのお寺で蓮如忌が行われた。浄土真宗の中興の祖である蓮如さんを追悼する催しである。お寺でお粥(有料ですが)が振る舞われ、屋台もいくつか出る。お祭りではないのだが、子どもたちはお祭り感覚で参加した。

【まずはお粥】
 家で軽く昼ご飯をとって、自転車で出発。息子と私は電動自転車に二人乗り。娘は自分の自転車でついてくる。上手に乗れるようになったものだ(前日はこけてたけど…)。
 お寺に到着し、まずはメインのお粥をいただく。息子は
「なんで(ジャンキーなものではなく)お粥なん?」
と不満げだった。3人で2人前を食べた。
 このとき隣でお粥を食べていたのが、息子のクラスメイトだと判明。お互い恥ずかしいのか、あまり言葉を交わさなかった(笑)。

お粥。少し堅めで美味しかった

【お待ちかねの屋台へ】
 ちょっと多いかなあと思ったのだが、子どもたちに1000円ずつ渡して好きに使わせた。
 まずは二人ともスーパーボールすくい(300円)へ。子ども向けにかなり丈夫に作ってあり、どんどん取れる。何個すくっても、もらえるのは五つと決まっているのだが、たくさんとれるほうが面白いよね。

たくさんとれて満足

 息子は次にクジ引き(300円)へ。ガラガラ回すと、白い玉がぽとり。
「3等賞おめでとう!」
と言われて喜んでいたが、1~3等までしかないクジだった…。息子は珍しく、剣ではなくビニールのボールをチョイス。

 その間に、娘は水あめ(100円)を堪能。安いものをたくさん買いたいというよりも、思い切って高いものを買えない性格のようだ(笑)。お金を貯め込むタイプかもしれない。
 水あめは想像以上に美味しかったようで、帰ってからも
「あんなに美味しいものが100円なんて、めっちゃお得やったわ」
と妻に報告していた。そこまでか?…。

【外のお店へ】
 お寺の外にも店があるので、そちらも見に行った。
 娘は和菓子屋さんに突撃。
「いちご大福が2個入りのしかないから、半分ずつお金を出し合って1個ずつ分けへん?」
と私に提案してきた。頭が回るようになってきたものだ。しかし、残念ながら人気のいちご大福は売り切れ。店から出てきて、珍しく娘が真剣に考え込んでいる。何なのだろうと思っていると、おもむろに
「やっぱりもう1回行ってくる」
と店に入り、桜餅(130円)を買ってきた。頭の中がアンコでいっぱいだったのだろう(笑)。

 娘が桜餅を食べている間に息子とブラブラしたのだが、めぼしい店はなかった。娘のところに戻ると
「ソフトクリームも買っていい?」
と、抹茶とバニラのミックス(260円)を購入。好きに使ってよいと言った手前、好きにさせたが、食べすぎやろ…。

【再びお寺へ】
 再びお寺に戻った。息子は
「もう1回スーパーボールすくいがしたい」
と再チャレンジ。息子はお腹いっぱいで、今日は食い気よりも遊び気がまさったようだ。

 娘はさらに食い気に走り、小サイズのリンゴ飴(200円)を食べた。リンゴ飴は初体験。
「え、本物のリンゴが中に入ってるんや?」
と驚いた様子。たしかに食べてみるまでは分からないかもしれない。これで娘は990円を使い、終了。しかし、まさかここまで食べ物に走るとは想定外だった。

リンゴ飴

 息子は姉の勧めで最後の100円を水あめに使い、こちらも終了。口と手がベトベトになったが、美味しかったらしい。

水あめ。ネバ~

 その後、娘は同じ祭りに来ていたクラスメイトと鬼ごっこなどで遊んだ。こういうことがきっかけで、仲良くなったりするのかもしれない。
 思いのほか楽しいイベントだった。

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2016年3月13日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年3月12・13日~グー(いいね)×百億兆回の高評価~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 3月12日(土) 

◆昼ご飯◆
 今日は久しぶりに息子とバローへ。一匹で約1000円の立派なハマチによだれが出たのだが、土日の2日間で使い切れるかどうか微妙だったので断念。替わりに息子が選んだ、というか私が選ばせた「今週の魚」はタラ。切り身をバターで焼いた。安くて美味しかった。娘も息子も骨を上手に取って、美味しく完食。
 他は白ご飯、五目豆、ネバ三、サラダ、和風スープ。

ひじき入り五目豆

◆晩ご飯◆
 子どもたちとあんパンを作った。以前から「いつか作ろう」と楽しみにしていたのを、ついに実行したのだが、何と失敗。うまく膨らまなかった。オーブンレンジの取説のレシピ通りに作ったつもりだったんだけど…。また機会を見てリベンジしたい。
 メインは生春巻き。子どもたちも一緒に巻いてくれたのだが、これがなかなか難しい。ついつい具をたくさん入れすぎてしまう。
 他は白ご飯、五目豆、ネバ三、サラダ、和風スープ。

不揃いな生春巻きたち

 3月13日(日) 

◆昼ご飯◆
 今日はお祭り(蓮如忌)に行くので、軽めに。昨日の生春巻きの残りと、食パン、スープ、五目豆。軽めと言いつつ、それなりに食べた。

生春巻きをパクつく息子

◆晩ご飯◆
 娘、息子とギョウザを作った。娘はキャベツのみじん切りを担当。もう、任せておけば完遂してくれる。頼もしいものだ。息子はコネコネ係と包み係を担当。こちらも上手にやってくれる。ホットプレートで焼いて、美味しく食べた。特に息子はオヤツが控えめだったので、モリモリ食べた。
 もうひと品、ハンガリー料理のジャガイモの重ね焼き(Rakott krumpli)を作った。先日、娘がハンガリー料理教室に行き、レシピを持って帰ってきたので、作ってみた。ジャガイモとミンチとトマトを重ね、サワークリームでとじてオーブンで焼くという料理。パルマンティエに近いが、サワークリームとトマトの風味で、かろやかな仕上がり。こちらも息子がたいへん気に入り
「グー(いいね)が百億兆回やな」
と異例の高評価。作った甲斐もあったというものだ。
 他はサラダ、五目豆、ネバ三、即席わかめスープ。

ギョウザとハンガリー料理

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【予想の回顧】フィリーズR、中山牝馬S、中日新聞杯、仁川S(2016)

 今週はフィリーズR。
 ◎ダイアナヘイローは何と出遅れ。前に行く馬だけに、想定外だ。向こう正面では行きたがっていたが、そのわりにはいい手応えで押し上げ、4コーナーでは大外に。2着馬に次ぐ上がりで追い込んだが、離れた4着まで。なんだかチグハグな競馬だった。
 勝ったのはソルヴェイグ。3番手から抜け出して、1馬身3/4差の完勝。条件戦で人気を裏切っていたのが嘘のような快勝だった。
 馬券は単勝勝負だったのでハズレ。

 中山では中山牝馬S。
 ◎リーサルウェポンは大きく出遅れ。今日は出遅れにたたられている。妖怪が取り憑いているに違いない。12着に惨敗。中山で出遅れては厳しかった。
 勝ったのはシュンドルボン。叩き2走目できちっと変わった。2着は断然人気のルージュバック。落鉄があったにしても、案外の伸びだった。怪物レベルの馬ではないようだ。
 馬券はボックスに1着馬が入っておらず、ハズレ。

 土曜は中日新聞杯。
 ◎ケツァルテナンゴは中団の後ろから。直線では外に出してジリジリ伸びたが、さほど切れず、8着まで。もう少し前につけたかった。
 勝ったのはサトノノブレス。58 kgを背負っての1番人気は厳しいだろうと馬券から外していたのだが、見事にやられた。
 もちろん、馬券はハズレ。

 阪神メインは仁川S。馬券は>アポロケンタッキー-キングノヨアケのワイド1点勝負。
 アポロケンタッキーは好位から抜け出して見事に勝利。しかし、もう一頭のキングノヨアケがハナを主張せず、控えて5着まで。逃げた馬が最下位に沈む流れだったので、ある意味正解だったのかもしれないが、逃げないと持ち味が出ないのだろう。

 今週も4戦0勝。他も散々で大幅マイナス。泥沼だ…。

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2016年3月12日土曜日

【予想と与太話】フィリーズR、中山牝馬S(2016)~ずっとこの時期なのに~

 今週は西でフィリーズR、東で中山牝馬Sが行われる。
「中山牝馬Sってこんな時期だったっけ?
と思って調べてみると、1983年に重賞になってから、ずっとこの時期だった…。レースの時期がころころ変わるので、動いていないレースまで動いているように感じてしまったようだ…。

 レースにいってみたい。
 ルージュバックが人気と注目を独り占めしているが、本命は◎リーサルウェポン。前走は重馬場のうえにスタートも悪く、リズムに乗れなかった。良馬場見込みのここなら巻き返し可能。ハンデも恵まれた。二走前を見直す。
 本命が人気薄なので、これを推奨穴馬としたい。

 フィリーズRは◎ダイアナヘイローを狙う。

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2016年3月11日金曜日

【予想と与太話】中日新聞杯、仁川S(2016)~韓国ではありません~

 今週は寒の戻りで少し冷えたが、週末から週明けにかけては気温が上昇し、来週は春の陽気とのこと。馬券も春といきたいものだ。

 そんな土曜は中京競馬が開幕。阪神・中山の3週目から中京が始まるという変則日程だ。私が何度言ってもJRAは聞いてくれないが、言わずにはいられない。気持ち悪いので、やめてほしい。
 中京のメインは初日から重賞の中日新聞杯。一方、阪神メインは仁川Sである。
 仁川は宝塚市内の地名で、阪神競馬場がそこにある。また仁川という名の川があり、宝塚市と西宮市の境界になっているのだそうだ。韓国の仁川市のことではないので注意が必要だ。

 レースにいってみたい。
 仁川Sは、阪神改修後の2007年から2000 mになったオープン特別。この距離になってから、今回でちょうど10回目となる。10年など、あっという間だなあ…。
 12頭立てと少し寂しいメンバー構成。本命は◎アポロケンタッキー。前走は人気に応えて2着馬を0.7秒ちぎり、オープン入りを果たした。このメンバーなら昇級でも。
 推奨穴馬はキングノヨアケ。すんなり行ければしぶといのは前々走が示す通り。

 中日新聞杯は◎ケツァルテナンゴが本命。じりじり伸びるこの馬にとって、中京は向きそう。

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野球賭博問題を考える【告白者に対するメリットが必要】

罪を憎んで人を憎まず


 笠原、福田、松本竜の3名に続き、高木京も賭博に手を染めていたことが発覚した。私見を述べておきたい。

【身内調査の限界】
 いまごろになって4人目が発覚したことで、改めて身内調査の限界が明らかになった。マスコミもコミッショナーも文部科学大臣もスポーツ庁長官も、揃って「徹底的な調査を」と言う。私もそう思う。
 でも「どうやって」徹底的な調査をすればよいのだろう? 調査しているのは身内。しかも捜査ではなく調査であり、強制力はない。
「できれば話してください」
と言われて、正直に
「やってました」
と話すアホがいるだろうか。
 強制力を持った第三者、できれば警察権力が出てこないと、全貌は明らかにならないだろう。
※3/11の報道で、NPBの第三者委が徹底調査に乗り出すことが明らかになった。たしかに身内(巨人)の調査よりはマシだろうが、強制力がないことには変わりない。笠原や胴元の「協力」など得られないだろう。

【それでも身内で何とかしたいなら】
「でも、警察も動いてくれないし、(NPBも含めた)身内で何とかしないといけないんです」というなら、司法取引的な策を実行するしかないだろう。
 現状では、勇気を奮って自ら告白したところで、何のメリットもない。無期限の資格停止処分がくだされるだけでなく、「怖い人」から報復を受ける恐れもある。それなら
「黙っていれば、ばれないかも」
という可能性に賭けるのが普通の発想だ。ばれたところで、自ら告白した場合と状況は同じである。

 そういう状況を打破するには、勇気を出して告白した人にはメリットを与える必要がある。具体的には「無期限ではない処分に軽減する」「退職金を出す」などが考えられる。もう一つ大事なのは「怖い人からの報復行為からは守ってあげる」と約束することだ。
 罪を憎んで人を憎まず。個人を罰することが目的ではなく、全容を明らかにすることが目的なら、考慮に値する策ではないだろうか。

【不可解な点】
 この事件が発覚した当初から、不可解な点がある。なぜ胴元側を強制的に捜査できないのかということだ。胴元側である「飲食店経営のB氏」を調べ上げれば、ほぼ全容が明らかになるだろうに、なぜしないのか。それとも、できないのか。
 警察は「慎重に捜査を進めている」そうだが、なんのこっちゃよく分からない。違法な賭博の胴元をしてたんだから、罪は明らかなのでは? さっさとしょっ引いて、吐かせればいいのに。
 この疑問に答えてくれる報道は、私の知る限り、ない。

【黒い霧事件との比較】
 これは事件そのものではなく、報道への批判である。黒い霧事件を引き合いに出す報道が目立つが、それには但し書きが必要だろう。
「黒い霧事件では八百長行為があったが、今回の事件では八百長行為はなかった(ことがほぼ確実)」
ということである。そこを書かずに「過去には黒い霧事件があった」などと引き合いに出すのは、意図的にミスリーディングを誘っているとしか思えない。

 もう一つ報道に対して苦言を示すなら、高木京の関与が発覚したことは「再発」ではないということだ。高木京の件は、再発ではなく、前回の続きである。それを「再発防止うんぬん」などの記事と並べるのも、ミスリーディングを狙っているとしか思えない。意地が悪い。

【着地点はどこに】
 いったんは収まったと思われた事件が、再び掘り起こされた。さて、どう着地するのだろうか。
 賭博をしていた選手が、もう何人かいる可能性は高い。また、「これ以上いません」ということをを証明するのは難しい。「存在する」ことよりも「存在しない」ことを示すほうが、よほどハードルは高いのだ。
 そのためにも(話は戻るが)B氏の徹底追求が必要だろう。警察がB氏を調べ上げ
「これ以上の選手の関与は認められませんでした」
と結論しない限り
「助かった奴がいるに違いない」
と思われても仕方ない。私もそう思うだろう。
 一日も早い、警察権力による捜査を願いたい。

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2016年3月10日木曜日

【書評】永江朗『「本が売れない」というけれど』(ポプラ新書)

現在の出版業界、なかでも書店の苦境を語ったエッセイ


 書店員、出版社員、フリーライターなどとして、長年、出版業界に携わってきた永江氏が、現在の出版業界の苦境、特に書店の苦境について思いを巡らせた本。

 いま、出版業界はたいへん厳しい状況にある。売り上げは全盛期(1990年代後半)のほぼ半分近くまで落ち込んでいるのに、新しく出る本の数は大きく増えている。これが何を意味するかというと、一つの本の売り上げは、最盛期の半分を大きく下回るということなのだ。

「なぜ、こんなことになったのか」、「その解決策やいかに」について、永江氏が考察する。
 よく言われるのは「活字離れ」だ。しかし永江氏はこれを否定する。現代人は、むしろ活字をよく読んでいる。それが新刊書籍や雑誌ではなくなっただけだと。新刊本を買うのではなく図書館やブックオフで調達し、雑誌を読むのではなくネットで情報を収集するようになっただけというのだ。なるほど、これは身に覚えがある。
 その他にも、取り次ぎの見計らい配本、書店の新刊ベストセラー偏重、出版社の自転車操業などに異を唱え、出版業界を立て直せないかと策を練る。現在の出版業界の苦境が、しみじみと伝わってくる一冊である。出版業界の現状を知りたい人の入門書にちょうどよい。

 一つ注意したいのは、永江氏の主張には数字的な根拠がないものも散見されるところである。永江氏個人の印象や思い入れに拠って書かれた部分が少なくないように感じた。だから「エッセイ」なのである。
 でも、エッセイだから読みやすく、心に響く。そういう本だと思って読んでほしい。



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