あっという間に12月。阪神・中山・中京開催がスタートし、今年の競馬もあと4週間。ラストスパートといきたいところだ。
そんな開催開幕週の土曜は、中山でステイヤーズSが、中京で金鯱賞が行われる。一方で阪神のメインは逆瀬川S。金鯱賞と鳴尾記念が入れ替わったため、今週は中京で二つの重賞が組まれているが、阪神は重賞ナシという珍しい番組構成になっている。
金鯱賞は高松宮記念と並ぶ中京の名物重賞である。1996年から別定戦のGIIとなり、レースのレベルがぐんと上がった。サイレンススズカがここをステップに宝塚記念を制したのが1998年のことだ。懐かしい。
鳴尾記念と入れ替わりでこの時期に移ってから4回目。最初の2回は有馬記念での連対馬を出した。今年はどうだろうか。
レースにいってみたい。
GIIのわりにはやや小粒なメンバー。今年の古馬戦線は少し層が薄いようだ。それなら本命は◎ベルーフ。前走の菊花賞は距離が長かった。今は気性的に2000 m前後がベストなのだろう。2、3走前だけ走れば好勝負になる。
推奨穴馬はマジェスティハーツ。前走だけでは見限れない。もう一頭、大穴ならメイショウマンボ。調教でかなりの好時計が出た。アッと驚く大復活がないか。
ステイヤーズSは◎ファタモルガーナの安定感を買う。
逆瀬川Sは3歳馬を上位に見る。◎タイセイアプローズが本命。
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