2015年7月31日金曜日

【予想と与太話】KBC杯(2015)~満を持して~

 夏本番。不快指数Maxの日々が続く。それにあわせるかのように、競馬も小倉・新潟・札幌開催がスタート。例年、小倉とは馬券の相性が悪いが、今年は何とかしたいところだ。

 そんな小倉開幕日のメインはKBC杯。
 KBCとは九州朝日放送というテレビ・ラジオ局。九州の人には言わずもがななのだろうが、他地域に住む私には馴染みがない。たしか土曜日の競馬を中継していたテレビ局だと思ったのだが、調べてみると競馬中継は行っていない。他の局と勘違いしているのか、それともBS11の影響で中継をやめたのか。
 出光ケイ氏がKBS競馬中継を担当していた頃
「KBC九州朝日放送のみなさん、こんにちは」
と言っていた記憶があるので、おそらく中継がなくなったのだろう。オヤジの記憶違いならすみません。

 レースにいってみたい。
 ダート1700 mの準オープン戦。本命は◎エルマンボ。全国リーディングの堀師がわざわざ小倉に出走させるのだから、満を持しての登場だろう。昨冬に現級に昇級後は4→3→2着。次は1着の番。
 父は、先日アメリカに帰ってしまったウォーエンブレム。特定の牝馬にしか興味を示さず極端に産駒が少なかった。普通に種付けできればキンカメ級の種牡馬成績を残したと思うのだが、残念だ。父の無念を晴らす活躍をしてほしい。
 推奨穴馬はサンライズバロン。逃げ馬不在のこのレース、波乱があるとすればハナを切るであろうこの馬か。

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2015年7月30日木曜日

【書評】東野圭吾『禁断の魔術』(文春文庫)

帯にある「ここに登場する湯川学は『シリーズ最高のガリレオ』だと断言しておきます」には同意なんだけど…。


『真夏の方程式』に続く、ガリレオ湯川長編第四弾。
 湯川が容疑者を追い詰める側ではなく、容疑者の側につく? 草薙や内海は、湯川を相手に回して勝ち目があるのか? ガリレオ湯川が容疑者の味方をするという意外な展開。今回も、科学を絡めつつ展開するストーリーを堪能した。

 今回のテーマは、大げさに言うなら「科学は善か悪か」だ。科学技術が現在の高度な文明を支えているのは自明だが、一方で核兵器や地雷をはじめ、科学の負の側面を挙げようと思えばいくらでも挙げられる。
 科学は善なのだろうか、悪なのだろうか。この点、湯川の主張は明確である。
「使う人がアホなら、悪になる」
というわけだ。その昔
「ベンチがアホやから野球できへん」
と言って引退したプロ野球投手がいたが
「使う人がアホやから、科学の研究なんてやってられへん」
というところだろうか。

 物足りなかった点をあげるとすれば、謎解きの要素が少なかったことか。ガリレオシリーズは、最後に謎解きとどんでん返しがあるというパターン(特に短編)だったのだが、本作には謎解きもどんでん返しもない。
 だんだん湯川のキャラクターが存在感を増してきて、本作はトリックを楽しむよりも、「湯川を楽しむ作品」だったような感じがする。ドラマとしては面白かったが、ミステリーとしてはちょっと物足りなかったかなあ。




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2015年7月28日火曜日

【書評】奥谷喬司『イカはしゃべるし、空も飛ぶ〈新装版〉』(講談社ブルーバックス)

イカがいかに地球環境に適合した動物かがよく分かる


 楽しく読めるイカ大事典。イカの生態を中心に、その驚くべき能力(しゃべる、飛ぶ、瞬時に色を変える)や世界各国のイカ事情など、イカに関するあれこれがまとめられている。
 イカの種類の多さには圧倒されるばかりだ。ホタルイカからダイオウイカまで、世界中にさまざまな種類がおり、それらが「イカ」という一つのカテゴリー(生物学上では「上目」)に収まっている。イカがいかに地球環境に適合した動物かがよく分かるというものだ。

 イカは魚ではなく、貝の仲間であることはご存じだろうか。だから、頭が真ん中にあって、その上には内蔵が、下に手脚があるのだ。言われてみれば「なるほど」である。
 そしてもう一つの特徴が「目」だ。イカはたいへん目のいい生物なのだそうだ。その目で獲物を狙い、10本の脚(手?)で仕留める。これがイカの繁栄の大きな理由らしい。よく見ると、確かに魚類よりも目が大きいような気がする(ホンマか)。
 こんなイカの秘密が、身近なかたちでまとめられている。

 1989年初版刊行だが、古さは全く感じない。2009年に新装版として新たに出されたのが本書だが、主な内容は初版のままだそうだ。すなわちこの20年間、イカについて新たに分かったことは意外に少ないらしい。
 この例外の一つがダイオウイカである。2013年にNHKスペシャルで放映されたのを見た人も多いだろう。ダイオウイカの動画が撮影されたというのは、イカ界ではやはり大ニュースだったようだ。

 実は私は無類のイカ好きで、それが本書を手に取った理由の一つである。いまもスルメを食べながら、本ブログを執筆している。私の体の約30%(推定)はイカでできているはずだ。
 本書を読んで、ますますイカに親しみが湧いてきた。イカにとっては天敵のような存在なのかもしれないが…。




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2015年7月26日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年7月25日・26日~ハマチが大漁~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 今週は外食しなかったので、4食分。

 7月25日(土) 

◆昼ご飯◆
 息子が選んだハマチを堪能した。

<ハマチの塩焼き>
 今日は息子と買い物に行ったところ、1 m近くもありそうな立派なハマチがずらりと並んでいた。二人で
「おお~。美味そうやなあ」
と意見が一致。半身におろしてもらって980円はお得。一部をシンプルに塩焼きに。


<ハマチの刺身>
 買ったハマチの一部は刺身に。

<切り干し大根の彩りサラダ>
 今週の作り置きメニュー。先週のひじきのサラダが好評だったので、切り干し大根でも同じようなメニューがないかと探したところ…やはり、ありました。

みんなのきょうの料理 切り干し大根の彩りサラダ


<ポタージュ>
 先週に買いすぎたのか、野菜がたくさん残っていたので使い切るために作った。材料はタマネギ、じゃがいも、ブロッコリー、カボチャ。

<塩パスタ>
 ご飯を炊くのを忘れていたので、パスタを茹でて塩を振った。

―評 価―
 ハマチは刺身、塩焼きとも絶品。新鮮で美味しかった。切り干し大根のサラダは、微妙な評価。「出されれば食べますが…」という感じ。

◆晩ご飯◆
 子どもたちが大好きなタコ焼き。

<タコ焼き>
 久々の粉物。わが家ではプレーン、チーズ、キムチの3種類が定番。

<切り干し大根の彩りサラダ>
 昼と同じ。トマトとキャベツを添えた。

<冷製ポタージュ>
 昼のポタージュを冷やした。

<ハマチの刺身>
 昼と同じ。量は少なめ。

―評 価―
 タコ焼きはみんな大好きなのだが、作る量の加減が難しい。今日も食べきれなかったので、一部が明日に回った。ポタージュは、冷製よりも温かいほうがいいという娘の意見。確かに、冷製にするならもう少し軟らかめにするほうがよいのかもしれない。

 7月26日(日) 

◆昼ご飯◆

<角切りハマチの野菜炒め>
 ハマチがまだ半分残っていたので、炒め物にした。味はシンプルに塩コショウで。材料はハマチ、ナス、トウガラシ、エリンギ。

<ハマチの刺身>
 一部は刺身に。

<タコ焼き>
 昨日の残り。

<スープ>
 和風スープ。具は鶏肉、ニンジン、オクラ、エリンギ。

<切り干し大根の彩りサラダ>
 昨日と同じ。トマト、キュウリ、キャベツを加えた。

―評 価―
 おおむね好評だったが、あまりの暑さに食欲が低下気味。昨日買ったハマチはすべて食べ尽くした。

◆晩ご飯◆
 魚が続いたので、今回は豚肉。

<豚ヒレ肉のニンニク風味漬け >
 今日も日経新聞かんたんレシピから。大人と子どもは別々に漬け、子ども用はトウガラシを抜いた。

かんたんレシピ 豚ヒレ肉のニンニク風味漬け

<スープ>
 昼と同じ

<切り干し大根の彩りサラダ>
 昨日と同じ。

<ラタトゥイユ>
 昨日に作っていた作り置きメニュー。主に朝ご飯に食べた。

<ご飯>
 普通の白ご飯。

―評 価―
 豚ヒレ肉は予想以上に好評。ニンニクの風味が食欲をそそる。薄切り肉でも美味しそうだ。

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【予想の回顧】中京記念、函館2歳S、桶狭間S(2015)

 今週は中京記念。
 ◎スマートオリオンは好発を切って2番手に収まる。しかし、向こう正面でメイケイペガスターが外から上がっていき、それにつられて行きたがってしまう。何しよんねん。スタミナ切れが心配されたが、その隊列で直線を向き、馬場の真ん中に持ち出すと、グイグイ伸びて見事に1着。期待に応えてくれた。
 ところが、最後の最後に内を抜けてきたアルマディヴァンが2着に突っんだ。かなり手広く流したのだが、この馬までは手が伸びなかった…。単勝を取っただけでもよしとすべきか。

 函館では函館2歳S。
 ◎メジャータイフーンは後方から。4コーナーでは大外をブン回して伸びたが、勝ち馬には届かず2着まで。脚は見せた。距離はもう少しあるほうがよいのかもしれない。
 勝ったのはブランボヌール。芦毛のディープ産駒が4角で先頭に並びかけ、一気に突き抜けた。結果的には、ここでは頭一つ抜けていたようだ。
 馬券は馬連をとった。2桁ついたのはラッキーだった。

 土曜は中京で桶狭間S。
 ◎メイショウオアセンは1番人気。一つ外にいた馬を前にやって、その外につけたかったのだろうが、それが何だかスムーズにいかず、4、5番手に後退。直線入り口で外から前に並びかけ、一瞬は伸びかけたが、最後はドドッとかわされて5着。前半がスムーズならもう少しやれたかもしれない。
 勝ったのは中団待機から外を突き抜けたフミノファルコン。展開も向いたが強かった。

 今週は3戦2勝。中京記念は高配当ゲットのチャンスだったが、惜しかった。

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2015年7月25日土曜日

【予想と与太話】中京記念、函館2歳ステークス(2015)~重ハンデの人気薄~

 日曜で中京・福島開催は終了。来週から小倉と新潟で競馬が始まる。まったくあっという間だ。
中京のラストを飾るのは中京記念。この時期にきてマイル戦になってから今年で4回目。レースの条件がコロコロ変わることには否定的だが、中京のマイルの重賞を作ったことには賛意を表しておきたい。
 過去3回は、かなり荒れている。特にここ2年は、2桁人気馬が2着に入り、馬連が200倍超とかなりの荒れっぷりだ。ハンデ戦だが、軽ハンデ馬ではなく、それなりの斤量の馬が穴を開けるのが特徴。今年もそんな馬がいるだろうか。
本命は◎スマートオリオン。57 kgを背負うがあまり人気がない。上記の条件に合う馬の一頭だ。前走は未勝利戦以来となる1400 mで快勝。いまなら1600 mでも。鞍上も魅力。
 推奨穴馬はトーセンレーヴ。これも重ハンデの人気薄。

 函館2歳Sは◎メジャータイフーンが本命。今年の2歳はダイワメジャー産駒の当たり年のようだ。

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2015年7月24日金曜日

【予想と与太話】桶狭間ステークス(2015)~合戦の場所~

 祇園祭の山鉾巡行が終われば、梅雨が明けて真夏がやってくる。しばらくは寝苦しい夜が続きそうだ。寝不足で体調を崩す馬もたくさんいるのだろう。

 そんな土曜の中京メインは桶狭間S。
 昨年も書いたのだが、桶狭間の戦いが行われた正確な場所は分かっていないそうだ。あれだけ有名な合戦でも、今となっては、なかなか確かめるすべもないのかもしれない。詳しくはこちらをどうぞ。

日経新聞 桶狭間はこっちのもんだぎゃぁ

 レースにいってみたい。
 ダート1400 mの準オープン戦。フルゲートになったが、ハイレベルとまでは言えないメンバーか。それなら◎メイショウオセアンが本命。前走は相手が悪かった。ここは人気でも信頼。
 推奨穴馬は同枠のドニカナルボーイ。前走だけで評価が下がりすぎている。

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2015年7月23日木曜日

【書評】ビジネス情報研究会『ビジネストークを面白くする会話のネタ帳300』(実務教育出版)

ビジネス以外でも使える小話が満載


 書名に偽りなし。まさに「会話のネタ帳」だ。ビジネスにまつわるトリビアな小話が300話収められている。各話のつながりはほとんどないので、つまみ読みでも全然OK。歴史的な話題や海外の小話から、ビジネスマナーに関することやちょっといい話など、さまざまなネタが次々に示される。よくこれだけのネタを集めたものだ。
 しかも、それぞれのネタがけっこうイケている。たとえば最初から二つ目のネタは「今年の流行色は2年前に決まっている」なのだが、この事実をご存じだろうか。流行色を検討する国際的な集まりがあって、そこで
「2年後の流行色は、○色にしましょう」
と決めるのだという。その決定にアパレル業界や小売店が乗じる形で、決められた流行色が本当に流行するのだという。流行色は発生するものではなく、作られたものだったのだ。

「へえ~」が満載の一冊だった。ネタの拾い方がツボを心得ているのだ。ひと昔前に「トリビアの泉」という番組があったが、その「へぇ~」ボタンがあれば押しまくり間違いなし。
 また、確かにビジネスにまつわるネタが集められているが、ビジネスに関係のないシーンでも使えるものばかりである。さらに、そもそも読むだけで楽しいのだから、ビジネスうんぬんは関係なく、どんな人にも勧められる一冊だ。
「ねえ、ねえ。こんな話、知ってる?」
と盛り上がるもよし
「へぇ~」
と一人で楽しむもよし。トリビア好きにお勧め。




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2015年7月21日火曜日

【書評】松井今朝子『仲蔵狂乱』(講談社文庫)

 中村仲蔵という実在の歌舞伎役者の一生を描いた小説。歌舞伎界の土台が作られていた江戸中期を舞台に、市川團十郎、中村勘三郎、尾上菊五郎など、歌舞伎役者のビッグネームの初代や二代目などが登場して物語に色を添える。とはいえ歌舞伎の知識は不要。
「海老蔵の親父が團十郎なんだよね」
程度を知っていれば十分に楽しめる一冊だ。

 歌舞伎界で最も重要なのは血筋。それは今も黎明期も変わらないようだ。そんな世界の中で、血統的にはなんの後ろ盾もない中村仲蔵という役者が奮闘を繰り広げる。稽古と工夫を重ねることで人気を得ていき、ついには座長にまで登り詰める様子が熱く描かれる。

 読んでいるときは、実在の人物なのか架空の人物なのか知らなかったのだが、いま調べてみると、実在の人物どころか中村仲蔵という名跡は今でも続いており、その初代なのだそうだ。また、落語の演目になるほど人気があるらしい。
「そんなことも知らずに読んでいたのか…」
と思わなくもないが、それでも楽しめるほどよく書けた小説ということにしておきたい。
 競馬もそうだが、良血ばかりでは面白くない。いや、血統的にはたいしたことがない馬のほうが、むしろ人気があったりするものだ。そういう面での人気もあった役者さんなのだろう。




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2015年7月20日月曜日

【お父さんの週末料理】2015年7月18~20日~オレンジを使うメニューといえば~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 今週は3連休。日曜と月曜の昼は外食したので、4食分。

 7月18日(土) 

◆昼ご飯◆
 かた焼きそばを作ってみた。

<かた焼きそば>
 わが家でかた焼きそばと呼んでいるものは、実は皿うどんだったことが判明。じゃあ本物(?)のかた焼きそばも作ってみるかと思い立った。下記レシピを参考に。

みんなの今日の料理 あんかけ焼きそば


<コロッケ>
 今週も登場、バロー名物、1個18円のコロッケ。一人半個。

<さっぱりひじきサラダ>
 今週の作り置きメニュー。ひじきは煮物オンリーだったのだが、こういう食べ方もあるのか。今日も日経新聞のかんたんレシピを参考に。

かんたんレシピ ひじきの彩りサラダ


<サラダ>
 トマト、キュウリ。

<カツオたたき>
 ついつい買ってしまう、旬のメニュー。安くて美味い。


<スープ>
 今日はオーソドックスに昆布とカツオのダシで。具はかまぼこ、タマネギ、ニンジン、うず巻き麩。

―評 価―
 かた焼きそばは予想通り好評。たまには、これもいいかも。今日も温玉を添えたのだが、温度が高すぎて半熟卵になってしまった。ひじきサラダも思いのほか好評。こういうのをもりもり食べるのは偉い。さっぱり美味しく、定番にできそうだ。ただ、息子はプール教室で疲れたのか、夏バテ気味なのか、あまり進まなかった。

◆晩ご飯◆
 実家からオレンジが大量に送られてきた。オレンジを使うメニューと言えば…。

<イワシのソテーオレンジソース>
 本日の魚はイワシの開き。バローのイワシは新鮮でいつも好評だ。そして、オレンジを使うメニューを探していると…ありました。魚をオレンジソースで食べるレシピを発見。サバをイワシに置き換えた。

みんなのきょうの料理 さばのソテーオレンジソース

<さっぱりひじきサラダ>
 昼と同じ。

<サラダ>
 トマト、キュウリ。

<カツオたたき>
 昼と同じ。

<スープ>
 昼と同じ。

<ご飯>
 普通の白ご飯。

―評 価―
 オレンジソースは案の定、不評。作り方がまずかったのか、子どもの口には合わないのか。おそらくその両方なのだろう。二人とも何とか完食した。特に息子はかなりグズグズになったが、何とかゴールイン。

 7月19日(日) 

◆晩ご飯◆
 昨日は魚だったので、今日は鶏肉をメインに。

<鶏モモ肉のイタリアン風ソテー>
 鶏モモ肉をギューッと押しつけて焼くと、皮はパリッと、中はジューシーに仕上がる。作り方は下記参照。

【お父さんの週末料理】2015年2月28・3月1日

<ナスの冷製煮びたし>
 これも日経新聞のかんたんレシピのメニュー。大人向けの一品。

かんたんレシピ ナスの冷やし鉢

<スープ>
 昆布とスルメでダシを取った。具はタマネギ、ニンジン、かまぼこ。

<さっぱりひじきサラダ>
 昨日と同じ。

<サラダ>
 トマト、キュウリ。

<ご飯>
 普通の白ご飯。

―評 価―
 昼食が遅めで外食のパスタをガッツリいったうえに、オヤツもモリモリ食べた。さらに疲労もあったためだろう、息子が「まずっ」「口にしみる~」など、グズグズになった…。
「じゃあもう食べんでよろしい」
と説教した(かつ、なだめた)あとに何とか食べさせた。いい加減にしてほしいものだ…。
 冷製ナスは「子どもは厳しいだろう」と思っていたら、娘は「普通に食べれるで」とのこと。意外にいけたようだ。一方、息子は「これ、腐ってるで」という、新しい反応…。悪気はなく、本当に腐っていると思ったようだ。まあ、ほろほろに煮たナスは、そう見えなくもないね…。

 7月20日(月・祝) 

◆晩ご飯◆
 午後に外出したので、ある程度は作っておけるカレーライスにした。

<パリッとチキンのスープカレー>
 昨日のスープのダシを残しておき、それをカレーに転用。具はタマネギ、ニンジン(煮込む)と、鶏肉、ナス、ピーマン(炒める)。鶏肉は昨日と同様、パリッと焼いた。それらをご飯に乗せ、そこにゆるゆるのカレー(スープカレー)をぶっかけた。子どもたちはカレーの王子様とバーモントカレー甘口のブレンド、大人は横濱舶来亭BLACK辛口。

<サラダ>
 ナスとキュウリの浅漬け、キュウリ、トマト。そこにタコの酢の物(市販品)を添えた。

<ナスの冷製煮びたし>
 昨日と同じ。息子以外の3人に出した。

<自家製ソーセージ>
 オーブンレンジの自動調理のメニュー。明日からのお弁当の足しになりそうなものを作った。ただ、今回は中心部がやや生っぽかったようなので、十分に冷えた後にもう一度加熱して作る「サラミ風」にしてみた。できばえは明日のお楽しみ。

手作りソーセージ

―評 価―
 カレーはいつも鉄板メニュー。お茶漬けのように、ズゾーっと平らげた。

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2015年7月19日日曜日

【予想の回顧】函館記念、ジュライS、マレーシアC(2015)

 今週は函館記念。雨予報だったが天気が保ち、良馬場。◎デウスウルトには朗報だ。レースでは中団のやや前から。いい感じで追走しているように見えたのだが、3コーナー過ぎでのペースアップについていけず、何の見せ場もなく11着。洋芝が合わなかったのか、それとも衰えが見え始めたか。
 勝ったのはダービーフィズ。最速の上がりでズバッと差しきった。次も好走すれば秋が楽しみだ。

 中京ではジュライS。◎ベルゲンクライはいつも通り後方から。3、4コーナーで差を詰めて、直線では外から伸びたが、さらに外から来た2頭にドドッとかわされて3着。結果論だが、もう少しじっくり構えたほうがよかったのかもしれない。しかし、人気を背負っていただけに仕方ないか。
 後方から大外を豪快に突き抜けた馬が1、2着を占めた。

 土曜は中京でマレーシアC。
 ◎アズマシャトルの1番人気は想定内。レースでは中団の内から。スローペースで馬群が団子になり、身動きが取れない。そのまま直線を向いて、やや強引に外に持ち出したが、時すでに遅し。先に抜け出した馬を捉えられず4着まで。展開に泣かされたのも確かだが、それをはねのけるほどの力の差はなかった。
 勝ったのは初の芝レースだった3歳馬のリアファル。スイスイと逃げ切った。良馬場での走りも見てみたい。

 今週は3戦0勝…。他がまずまず当たったのでトントンだったが、一つは取りたかった。

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2015年7月18日土曜日

【予想と与太話】函館記念、ジュライステークス(2015)~イカ好きホース~

 今週は函館で函館記念が、中京でジュライSが行われる。
 函館記念は函館の名物重賞で、今回で51回目。エリモハリアーが3連覇を達成したのが10~8年前。もうそんなに経ちますか。よほど函館が好きな馬だったのだろう。滞在がよかったのか、洋芝が合うのか、それともイカが好物だったのか。いまは函館で誘導馬として奮闘しているそうだ。
 いまは、こういう「特定の競馬場で走る」馬が減ったように感じる。調教技術が進歩して、実力のある馬がどこでも実力を出せるようになってきたのだろうが、少し寂しい気がしないでもない。

 レースにいってみたい。
 台風の影響か、函館は今晩から雨が降るようだ。馬場状態には注意を払いたい。本命は◎デウスウルト。前走の大敗の理由がはっきりしないが、いい気候の函館でリフレッシュできたということにしておきたい。洋芝は初めてだが、血統的には合いそう。先週に続いて平田厩舎-川田騎手の重賞連覇を期待。
 推奨穴馬はラブイズブーシェ。昨年の覇者。

 ジュライSは◎ベルゲンクライ。人気でも。

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2015年7月17日金曜日

【予想と与太話】マレーシアカップ(2015)~アジアウィークは中京で~

 祇園祭の宵山と山鉾巡行を狙ったかのように台風が襲来。京都旅行を断念した人も多かったのかもしれない。長年京都にいるが、祇園祭と台風の組み合わせは記憶にない。気候が変わってきているのだろうか。

 そんな土曜の中京はアジアウィークで、メインはマレーシアC。アジアウィークは小倉や札幌でも行われていたのだが、昨年・今年は中京で実施。今後も、誕生当初のように中京で定着するのだろうか。個人的には、アジアウィークといえば中京が落ち着く。

 レースにいってみたい。
 台風の影響で馬場がなかり悪化しそう。どういう傾向になるか、午前中のレースをよく見る必要がありそうだ。本命は◎アズマシャトル。オープンからの降級馬だ。前走は強敵相手にGIIで3着に好走。重馬場は未知数だが、血統的には大丈夫そう。差しの決まる馬場になってほしい。
 推奨穴馬はリアファル。泥んこ馬場ならダート馬の出番がないか。鞍上も魅力。

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2015年7月14日火曜日

【映画評】海街ダイアリー

まさに「海街」の「ダイアリー」


 親のいない家で暮らす三姉妹。大黒柱の長女(綾瀬はるか)は、しっかり者の看護士。次女(長澤まさみ)は、恋多きOL。いつもダメ男に引っかかってしまう。三女(夏帆)はスポーツ用品店でのんびり働くマイペースな末娘。
 そこへ、中学生の腹違いの妹(広瀬すず)が加わる。これがよくできた子で、お行儀がよく、スポーツも得意。すぐに友達もできる。しかしその優等生ぶりの裏には、溜め込んでいる思いがあった。
「自分はここにいていいの?」
という疑問。生まれてこの方、自分の居場所がなかったのだ。

 そんな四女が、三人の姉や友人に導かれつつ徐々に心を開き、海街の鎌倉に自分の本当の居場所を作っていく。その過程がていねいに、温かく描かれている。号泣シーンはないのだが、涙腺は緩みっぱなし。こういう感覚は初めてだ。
 そうなる理由の一つが、本作には「理不尽な壁」が出てこないことだろう。ほとんどあらゆるストーリーには、敵が出てきたり、大事な人が病気になったり、借金取りが現れたり、そういう「壁」が出現して、それを乗り越えていかねばならない。そのような「理不尽な壁」が本作には出てこないのだ。だから「ダイアリー」なのだ。だから心穏やかに、温かく四姉妹を見守ることができるのだ。
 かといってストーリーが平坦というわけではない。そこが原作マンガのよさであり、是枝監督の腕のよさなのだろう。あっという間の2時間だった。

 四姉妹ともいい味を出している。絶妙な配役だと思う。特に四女の広瀬すずの可愛いこと。しかし恋の対象としてではなく、娘を見るような目で見守ってしまう自分が少し悲しかった。

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2015年7月13日月曜日

【書評】湊かなえ『母性』(新潮文庫)

今回もドンヨリ…。でも「気分悪いなあ」と思いつつ、また読んでしまう。


 人の悪意や心の闇を描き出すことにかけては、現代日本ナンバーワン(当社比)の湊氏。今回のテーマは「母娘関係」だ。母親が子を愛する心、すなわち「母性」は女性が生まれながらに持っているものなのか、それとも社会的な観念に過ぎないのか。

 今回も語り手(一人称)が入れ替わる。各章は母親の手記と娘の手記の2部構成になっており、同じ事実が母と娘から語られる。一人称を入れ替えることにより、事実に違う角度から光が当てられる。同じ事実でも、見方が変わればこんなに違ってしまうのか。いつものことながら、見事な手腕である。
 懸命に娘を愛そうとする母、懸命に母の愛を求める娘。お互い、求めている方向は同じはずなのに、どんどん離れていく二人。これだけでもドンヨリと重いのに、母娘の周囲の人間たちがこれまた嫌な人ばかりで、ますますドンヨリーヌなのだ。

「爽快」「すっきり」などとは真逆の読後感。濃厚な豚骨ラーメンを汁まで飲み干した後のようなムカムカ感が残る。しかし不思議なことに、しばらくするとまた湊作品を読みたくなるのだ。この点でも濃厚豚骨ラーメンと同じなのかもしれない(?)




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2015年7月12日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年7月11日・12日~近江町市場の鮮魚~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 今週は土曜の午前中まで社員旅行だったため3食分。

 7月11日(土) 

◆晩ご飯◆
 この日の朝に金沢の近江町市場で買った鮮魚を刺身で食べた。

<らぎ(ふくらぎ)と赤イカ(剣先イカ)の刺身>
 この日の朝まで社員旅行で金沢にいたので、早朝(8時頃)に近江町市場へ。ちょっと時間が早すぎて、市場から運ばれてきた魚が並べられているところだった。その中から選んだのは「らぎ」という魚。「らぎ」とは聞き慣れない名前だが、正式には「ふくらぎ」で、ブリ、ハマチの幼魚のことである。関西でいうなら「つばす」だ。3枚におろしてもらって、片身を刺身で食べた。
 もう一つ買ったのが「赤イカ」。これは剣先イカのことだ。今が旬らしい。長崎県産だったが、美味しければ石川県産にこだわらなくてもよいだろう。

<豚肉と野菜の焼き浸し>
 今週の作り置きメニュー。夏野菜の美味しい時季の定番メニューの一つ。具は豚肉、ナス、ズッキーニ、ピーマン。浸し液はだし汁に醤油:バルサミコ酢を1:1で混ぜた。


<ハムスープ>
 昆布とハムでダシを取ったスープ。具はハム、ナス、じゃがいも。

<イカの塩焼き>
 イカのゲソと屋根の部分をシンプルに塩焼きに。

<サラダ>
 トマト、キュウリ、モロッコインゲン。

<ご飯>
 普通の白ご飯。

―評 価―
 今日は児童クラブの夏祭りだったためオヤツをたくさん食べていた。それを考えて軽めのメニューだったのがよかったのか、すんなり完食。赤イカは旬で美味しかった。スルメイカよりも少し高いが、そのぶん美味しい。ふくらぎ(つばす)も好評。スーパーで買うと生臭いことが多いが、さすがは近江町市場。

 7月12日(日) 

◆昼ご飯◆
 今週末も一度は麺類を、ということで昼は今季初の冷やし中華。

<冷やし中華>
 一袋2人前98円。安い。これを4人で分けた。具はトマト、キュウリ、ハム、錦糸卵、モロッコインゲン。

<らぎ(ふくらぎ)と赤イカ(剣先イカ)の刺身>
 昨日と同じ。ふくらぎは湯引きにした。

<サラダ代わりに>
 ナス、ズッキーニ、キュウリの浅漬け。


<豚肉と野菜の焼き浸し>
 昨日と同じ。

<ハムスープ>
 昨日と同じ。具はタマネギを加えた。

―評 価―
 冷やし中華は予想通り瞬殺。今年の夏も定番にできそうだ。浅漬けも好評。

◆晩ご飯◆
 らぎの半身がまだ残っていたので、これを使い切った。

<らぎとナスとピーマンのマヨ醤油炒め>
 らぎとナスは角切りに、ピーマンはひと口大に切り、マヨ醤油で炒めた。

<サラダ代わりに>
 ナス、ズッキーニ、キュウリの浅漬け。トマトを添えた。

<ナメコ汁>
 ナメコとヒラタケの味噌汁。

<らぎのヅケ>
 最後はヅケにした。

―評 価―
 マヨ醤油炒めは好評。頑張って骨を抜いた甲斐があった。浅漬けは少し辛かった。浅漬けの素を使うときは、長く漬けすぎないほうがよいようだ。数十分で大丈夫なのだろう。息子が疲れて眠ってしまい、食事直前まで寝ていたのだが、無事にグズらずに食べ終えた。

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【予想の回顧】プロキオンS、七夕賞、豊明S(2015)

 今週はプロキオンS。
 ◎ベストウォーリアは逃げる人気のコーリンベリーをマークする位置から。4コーナーで逃げ馬2頭の間を割って突き抜けると、あとは独走。期待に応えてくれた。59 kgでこの競馬なのだから、ここでは力が違った。
 2着に人気のコーリンベリーが残ったため安くなったが、馬連を取った。競馬は当たってナンボ。よしとしておきたい。

 福島では七夕賞。
 ◎レコンダイトは後方から。向こう正面で順位を上げていくが、3コーナーでは激しく手が動き始め、4コーナーでギブアップ。何の見せ場もなかった。人気の馬を本命にしてこういう結果だと、本当にガッカリくるなあ…。
 勝ったのはグランデッツァ。逃げ馬の後ろにつけ、直線ではグイッと抜け出して完勝。良馬場に回復したのがよかった。

 土曜は中京で豊明S。
 ◎アイラインは2番人気。レースでは中団から。外には出せず内を突いたが、坂上あたりでモロに前がふさがり試合終了。とはいえ、そんなに弾けそうな感じではなかったし、それがなくても上位争いまでは無理だったような。

 今週は3戦1勝だが、本命馬券だったこともあり、トータルはややマイナス。

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2015年7月11日土曜日

【予想と与太話】プロキオンS、七夕賞(2015)~忘れん帽~

 今週は中京でプロキオンSが、福島で七夕賞が行われる。プロキオンSが阪神から中京に移ってから、今回で4回目。代わりに何かの重賞が阪神に行ったはずだが、さてどのレースだったか。40歳を過ぎて忘れん帽にとりつかれてしまった私にはさっぱり思い出せない。

 まあいいか、ということでレースにいってみたい。
 GI馬が2頭登場するなど、夏のレースにしては好メンバーが揃った。本命はそのGI馬のうちの一頭◎ベストウォーリア。適当な番組がないためここに出走してきたのだろう。基準となる56 kgからプラス3 kgの59 kgは楽ではないが、左回りの1400 mはベストの条件。先週のハンデ重賞も、二つとも(実質)ハンデ頭が制したのも追い風か。ここは力の違いを見せてほしい。
 推奨穴馬はワイドバッハ。穴というほどではないかもしれないが、流れは向きそう。

 七夕賞は人気でも◎レコンダイト。かつては1番人気が大苦戦していた時期もあったが、ここ10年は5連対。人気に応えてほしい。

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2015年7月10日金曜日

【予想と与太話】豊明ステークス(2015)~マル地のニューヒロイン~

 梅雨時期でぐずついた天気が続いていたが、今週末は晴れ予報。競馬日和を通り越して、炎天下でのレースとなるかもしれない。熱中症には気をつけよう。

 そんな土曜の中京メインは豊明S。このレースが1400 mになってから、今回が3回目。中京の改修に伴い、1400 mになったレースだ。改修直後は芝のレース、特に短距離レースは外枠が有利だったが、だんだんその傾向が薄れてきたようにも感じる。馬場や芝が、徐々に変わってきているのかもしれない。

 レースにいってみたい。
 18頭のフルゲートになった。降級馬、このクラスの上位常連、上り調子の3歳馬などが顔を揃え、馬券的にはどこからでも入れそうだ。
 本命は◎アイライン。地方でデビューした馬だ。中央入り初戦こそ9着に敗れたが、その後は3、1、1着と結果を残している。芝向きなのだろう。前走は休み明けで古馬相手に完勝。叩き2走目でさらなる上昇を見込む。左回りで好成績を残しているのも心強い。マル地のニューヒロインになってほしい。
 推奨穴馬はアンブリッジ。休み明けだが充実度ならこれか。

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2015年7月8日水曜日

【書評】鈴木光司『ママとパパに聞かせたい27の話』(海拓舎)

『リング』、『らせん』を書いた鈴木光司氏は、実はイクメンだった



 貞子でおなじみの『リング』、『らせん』。これらのホラー作品を書いた鈴木光司氏が子育てについて語った本である。ホラー作家というと、楳図かずお氏のようなガリガリ体型を想像しがちだが、鈴木氏はその真逆のマッチョマンなのだそうだ。
 それだけでも意外だが、さらに鈴木氏は二人の娘さんをもつイクメンである。『リング』でブレイクする以前から、すでにお子さんが生まれていた。その頃、鈴木氏は小説では食っていけず、塾講師や家庭教師をしながら小説を書き、高校教師の奥さんを主夫として支えていたのだという。

 鈴木氏の子育て基本スタンスはこうだ。

「子育ては(もちろんしんどいことも多いけど)楽しいよ。子どもの成長に間近で接しないなんて、もったいない。やってみれば何とかなるって。迷ってるなら生んでみようよ」

実際に経験したからこそ、ここまで断言できるのだろう。

「そんなこと言っても、結局、子育ての中心になるのは母親でしょ。男目線で勝手なこと言わないでよ」

と言わせないだけのことを鈴木氏はやってきた。実経験に基づいた言葉なのだから、説得力がある。男の書いた子育て本というと、どうしても抽象論が多くなってしまいがちだが、本書はそれらとは一線を画している。

 印象に残ったのは「昭和時代の父親像は捨てたほうがいい」という主張だ。父親は外で仕事を頑張り、背中で子どもを育てる。何か大きなことがあったときだけ、父親としての意見を示して威厳を保つ。昭和の時代はそれでよかったのだが、これからはそういう父親ではやっていけないだろうというのだ。なるほど、一理ある。本書は15年ほど前に書かれたものだが、いま求められている父親像は、確かにそういう方向に向かっている。
「パパももっと子どもと過ごす時間を増やしましょう」
というわけだ。

 私も7歳(小学2年)の娘と5歳(保育園年中組)の子どもがいる。(妻に言わせれば「まだまだ足りないわよ」なのだろうが)子育てには時間を割いてきたほうだと思う。昭和のパパよりはもちろん、現在の平均的なパパよりも、子どもと過ごす時間は長いほうだろう。
 こう書くといいパパのようだが、一方で「もっと仕事にエネルギーを注ぐのが本来なのでは」という迷いもあった。決して仕事をサボっているわけではないのだが、ワーク・ライフ・バランスがライフのほうに傾きすぎているように感じていたのだ。しかし本書を読んで
「これはこれで、ありなのかな」
と思えるようになった。ありがとうございました。

 一つ難点をあげるなら、私には欄外のコメントはいらなかった。原稿の量が少なかったためか、埋め草的に「ママ代表」のコメントが欄外に書いてあるのだが、これは的外れだったような…。
 とはいえ、これは私が男性だからであり、女性にとっては「ママ代表」の言葉にむしろ共感を覚えるのかもしれない。

 実はイクメンだった一流作家。一方的に親近感を持ってしまったのは私だけではないだろう。




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2015年7月6日月曜日

【映画評】ベイマックス

ディズニー史上最高の「つかみ」


 上映後3分、いや30秒で目が離せなくなる。これほど「つかみ」のうまい映画がかつてあっただろうか。一気に持っていかれた。
 主人公の操るロボットの格闘シーンから話はスタート。そこへすかさず主人公の兄が現れ、兄のラボへと場面は移る。そこで待っていたのは、兄の仲間の科学オタクと、兄の作ったロボット、ベイマックス。
 ここまで、独断体感時間で約5分。もう離れることはできない。「やめられない、止まらない」、かっぱえびせん状態でラストまで一直線だ。

 ベイマックスは主人公が兄から残されたロボットだ。前半は、主人公とベイマックスが信頼関係を深めていくという、ロボットアニメによくありがちな展開。しかし後半は一転、敵が登場して戦いになる。かつてのディズニーなら、敵をやっつけて「よかった、よかった」なのだが、21世紀の現在、そんなに単純に終わるわけがない。もうひとひねりあって大団円。感動のフィナーレが待っている。
「つかみ」が素晴らしかった分、その後がやや物足りない感じもしたが、それも蛇足か。アニメの王道よろしく、しっかり話が閉じて気持ちいい。さすがディズニーだ。

 このところ、ディズニーの元気がいい。アナ雪は評判に違わぬ名作だったし、マレフィセントもアンジーのはまり役だった。アラジンや美女と野獣がヒットした約20年前に続く黄金時代なのかもしれない。




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2015年7月5日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年7月4日・5日~夏野菜の美味しい季節~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 夏野菜が美味しい季節になってきた。となれば、あれを作らねば。

 7月4日(土) 

◆昼ご飯◆
 地元産のアユを焼いた。

<アユ>
 今日は息子と二人で買い物に。息子が選んだ「本日の魚」はアユ。(養殖だが)地元、滋賀県産のアユだ。値段も手頃。


<タコ飯>
 昨朝、子どもたちとテレビ(シャキーン)を見ていると、タコ飯が出てきた。美味しそうだったので作ってみた。下記レシピを参考に。


みんなのきょうの料理 たこご飯

<ラタトゥイユ>
 今週の作り置きメニュー。夏野菜の美味しい季節の定番メニュー。ひと手間かかるが、それぞれの野菜を別々に炒めてから煮込むと美味。今回も『ていねいなおかず』のレシピ。




<手羽元スープ>
 今日は贅沢にも手羽元でダシを取った。具はタマネギ、ニンジン、油揚げ。

<コロッケ>
 バロー名物、1個18円のコロッケ。今日は一人半個ずつ。

<カツオたたき>
 美味しくて安いのでついつい買ってしまう。

<サラダ>
 ナスとズッキーニの浅漬け、トマト、キュウリ。

―評 価―
 アユは大好評。少し食べにくいが、もろともせず食べた。

◆晩ご飯◆
 今日は妻が用事があるので、サクッと食べられる焼き鳥。

<焼き鳥>
 今日は地元の鶏肉店で鶏モモ肉を調達。少し高いが、美味い。スーパーで買った砂ズリとともに、オーブンレンジで焼いた。

かしわの川中

<ゴボウサラダ>
 タコ飯に入れたゴボウが余ったのでサラダにした。

<タコ飯>
 昼と同じ。

<手羽元スープ>
 昼と同じ。

<カツオたたき>
 昼と同じ。

<サラダ>
 昼と同じ。

―評 価―
 土曜は習い事の関係で昼が遅くなるので、夜はいつも食いつきが悪いのだが、今日はパクパク食べたほうか。焼き鳥も普通に好評。地鶏は噛みしめるとうま味があふれ出る。

 7月5日(日) 

◆昼ご飯◆
 土・日で一度は麺類を、ということで昼はパスタに。

<カレーパスタ>
 昨日作った手羽元スープのダシをカレーに転用。先日買ったカレーの残りを使った。子どもはカレーの王子様、大人は横濱舶来亭BLACK辛口。大人用のほうは、辛さは十分なのだが味が薄かった。もっとたくさん入れる必要があったのだろう。

<ラタトゥイユ>
 昨日と同じ。朝、パンにつけて食べたら美味しかった。

<ゴボウサラダ>
 昨日と同じ。

<サラダ>
 キュウリ、トマト。

―評 価―
 カレーパスタは予想通り瞬殺。ただ、息子は手羽元肉の軟骨が口に触ったらしくグズりかけた…。ラタトゥイユは娘が少し嫌がった。温かいほうが好みなのかもしれない。ちょっとタンパク質が少なかったかも。

◆晩ご飯◆
 今週もみんなのきょうの料理から、豚めんろーる。

<豚めんろーる>
 肉料理を検索して見つけたレシピ。娘が辛いのがダメなので、明太子をタラコで代用した。豚肉もレシピ(2 kg)よりは小さいものを使用。この手の料理は、きっちり巻くのが難しい。たこ糸を使わずにスーパーの肉売り場にある網で代用したのも一因か。見本のように見栄えよくはできなかったが、美味しくできた。
 付け合わせはナスとトウガラシの炒め物。

みんなのきょうの料理 豚めんろーる

<小松菜の醤油炒め>
 使い切れなかった小松菜が残っていたので、細かく刻んで醤油で炒めた。ご飯のお供に。

<ラタトゥイユ>
 昨日と同じ。

<タコ飯>
 昨日と同じ。

<手羽元スープ>
 昨日と同じ。具はうず巻き麩とナスを加えた。

<サラダ>
 キュウリ、トマト、ニンジン。

―評 価―
 豚めんろーるは美味しかった。欲を言えば、もう少ししっとりジューシーに仕上げたかった。肉料理はしっかり火を通すことと、ジューシーに仕上げることのバランスが難しい。

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【予想の回顧】CBC賞、ラジオNIKKEI賞、白川郷S(2015)

 今週はCBC賞。
 ◎ワキノブレイブは好発を切って中団の外につける。いい感じだ。直線でもスムーズに前が開き、後は伸びるだけだったのだが、坂で止まってしまった。重賞では家賃が高かったか。
 勝ったのはウリウリ。牝馬の55.5 kgはキツいと思っていたのだが、岩田騎手得意のイン差しが見事に決まった。1200 mの適性は高そうだ。

 福島ではラジオNIKKEI賞。
 ◎キャンベルジュニアは4、5番手。ところが3コーナーから早くもムチが入り、4コーナーでは下がっていく一方。まったく勝負にならなかった…。
 勝ったのはアンビシャス。トップハンデを背負って外から突き抜けて圧勝。ここでは力が2枚も3枚も上だった。秋が楽しみだ。

 土曜は中京で白川郷S。
 ◎キネオイーグルは1番人気。2、3番人気かと思っていたのだが。
 レースではストロングサウザーがハナを切った。えっ、こんな馬が。ペースが落ち着いたところでノボリドリームが上がっていき、先頭に並びかける。落ち着かないレースになった。キネオイーグルは先団を見る位置取りから、4コーナーでは外を回って先頭に並びかけるが手応えが悪い。直線半ばで力尽きて7着。正攻法で勝ちきるほどの力はなかった。
 勝ったのは逃げたストロングサウザー。穴を開けるなら逃げる馬と思っていたが、まさかこれが行くとは…。展開を読むのは難しい。

 今週は3戦0勝。まったくドモナラズだ…。

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2015年7月4日土曜日

【予想と与太話】CBC賞、ラジオNIKKEI賞(2015)~自称、穴ジョッキーとは~

 今週は中京でCBC賞が、福島でラジオNIKKEI賞が行われる。
「CBC賞はいつからハンデ戦になったのか。今年から?」
と思って調べてみると、9年前にこの時期に移ってきたときからだそうだ。ハンデ戦になって今回で10回目になるのに、いつまで昔の競馬カレンダーを引きずっているのだろうか。われながらトホホである。

 レースにいってみたい。
 芝1200 mのハンデ戦。中京が新装されてからの過去3回は、わりに平穏に収まっている。重ハンデの馬が上位に来ているのも特徴だ。そしてもう一つの傾向が、外枠有利。過去3回の枠連は8-8、7-8、4-6。昨年、エピセアロームが4枠で2着したが、それ以外の5頭はすべて二桁馬番。連対馬6頭のうち、3頭が8枠、1頭が7枠。
 というわけで、本命は8枠の◎ワキノブレイブ。前々走のGIと4走前は崩れたが、それ以外は堅実に走っている。中京で勝ち鞍もあるし、重馬場も大丈夫そう。さらに鞍上は
「先週から穴ジョッキーになりました」
とスポニチのコラムで自称している武豊騎手。頼みまっせ。
 推奨穴馬も、8枠からニンジャ。昨年の3着馬が忘れられている。

 ラジオNIKKEI賞は◎キャンベルジュニア。南半球産なのでハンデに恵まれた。

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2015年7月3日金曜日

【書評】辻村深月『凍りのくじら』(講談社文庫)

ページをめくるごとに、読者の心に何かがジワジワと積み重なっていく。しかしその正体が分からない


 初めて読んだ辻村作品。
 主人公の女子高生の一人称でストーリーは語られる。この主人公が自分につけたニックネームは「Sukoshi Fuzai(少し、不在)」。どんな人とも、どんな場にもすんなり馴染めるのだが、いつもどこか「不在」、すなわち傍観者なのだ。
 前半は、主人公が醒めた目で周囲とかかわり合う様子が訥々と語られる。静かだが、徐々に、ジワジワと何かが積み重なっていく。何かが積み重なっていることは分かるのだが、それが何なのか読者のわれわれにも判然としない。
「いったいこの正体は何なのだろう」
そして後半に、積み重なっていたことが一気に放たれる。
「ああ、そうだったのか」
という思いとともに、涙腺が緩む。うーん、泣けた。

 本書で取りあげられる人間関係は盛りだくさんである。父娘関係、母娘関係、友人関係、恋、ストーカー。人間関係のすべてを語り尽くそうとでも言うのか。しかし、これらが持て余されることなく、それぞれがきちんと語られるところが辻村氏の腕の良さなのだろう。
 また、巧みにストーリーに絡んでくるドラえもんとその道具もいい味を出している。

 これほどに「ジワジワ」来る作品は初めてだった。前半で投げ出してしまう読者もいるかもしれないが、最後まで読まないと損をすると断言できる。



【予想と与太話】白川郷ステークス(2015)~平地GI馬の障害入り~

 今週から7月。今年もすでに半分が終わってしまったとは…。あっという間だ。競馬も中京・福島開催がスタート。本格的な夏競馬の開幕だ。

 そんな開幕初日の中京メインは白川郷S。世界遺産である白川郷を冠したレースである。白川郷はわが家からそれほど遠くないので一度は行ってみたいものだが、子どもたちは少し退屈かもしれない。子どもがもっと小さいうちに行っておくべきだったか。

 レースにいってみたい。
 ダート1800 mの準オープン戦。本命は◎キネオイーグル。現在4連勝中の登り馬だ。逃げ馬不在でスロー見込みのここは、前につけたい。外枠はやや誤算だが、好発を切って先行すれば問題なさそう。母ブゼンキャンドルは秋華賞で大穴を開けたあと、障害でも1勝をあげた変わった馬だった。GI馬の入障はきわめて珍しい。
 推奨穴馬はノボリドリーム。想定ではこの馬がハナを切るようだ。その想定通りの展開なら粘り込みも。

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2015年7月1日水曜日

映画評『ブレードランナー』

感情をもったロボットは、人間と同じに扱うべきなのか


 1982年公開のSF映画の名作。21世紀、人間はついに高性能アンドロイドの作成に成功した。しかし、その性能が向上するあまり、ついには感情をもつようになってしまう。人間と、感情をもったロボット。この対比が本作の主題である。

 ロボットが感情をもってしまったらやっかいだ。感情をもてば、いろいろな欲望も出てきてしまう。楽しくやりたい、何かを成し遂げたい、美味しいものを食べたい、恋をしたい、そして「死にたくない」。
 感情をもつアンドロイドに人権(ロボット権)はあるのか。それともアンドロイドは人間の作り出したものだから、そんな感情は無視して、奴隷として扱ってよいのか。そういう問いが投げかけられてくる。たとえばあなたが古くなった扇風機を捨てようとしたとき
「まだ死にたくないよう…」
と扇風機が語りかけてきたらどうするだろうか。30数年前はSFの世界でしかなかった問いだが、近い将来には現実問題となるのかもしれない。

 私はこう思う。
「感情をもっているからといって、人間と同じに扱う必要はない。しかし、感情をもっていないからといって、邪険に扱っていいわけではない」
 私は「感情」を特別扱いすべきではないと思うのだ。感情も、つまるところ生物の反応にすぎない。それをもっているから特別な生き物なのだという考えは「感情的」だと思う。




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