2014年4月2日の横浜-巨人戦は、8回に巨人が一挙に10点を奪って大逆転勝ちを収めた。1年に一度、いや数年に一度あるかないかの大逆転劇だった。
巨人ファンである私は、ウハウハだった。完全な負けゲームを猛打でひっくり返したのだから、こんなに気持ちのよいゲームはない。
ところが一人、違う人がいた。原監督である。最もウハウハになってよい立場の人が、この激勝にもご立腹だったそうだ。
要するに、先発投手(宮國)が崩れたことと、序盤から中盤のチャンスを逃し続けたことが不満だったらしい。普通なら、そんなことは忘れて、大逆転勝利の余韻に浸るところだと思うのだが、さすがですなあ…。
「勝って兜の緒を締めよ」
とはまさにこのことである。勉強になりました。
今年も巨人がぶっちぎりで優勝する気がしてきた。
逆の立場の監督にも触れておきたい。大逆転負けを食らったのは、横浜の中畑監督だ。8回の継投について、こんな辛辣な記事があった。
ただ、この記事はちょっと結果論に過ぎるかもしれない(記事内でもそのことは断っているが)。8回で5点差のリードなのだから、勝ちゲームの投手を使うのではなく、期待の新人に経験を積ませようとしても責められないだろう。
敗因を求めるとすれば、投手リレーの順番ではなく、横浜のリリーフ投手たちの「準備不足」ではないだろうか。他の試合でもそうだが、出てくるリリーフ投手の多くが準備不足に見えるのだ。
想像でしかないが「○回から行くぞ」などと言われるタイミングが遅いのではないだろうか。中畑監督と投手コーチ、もしくはベンチの投手コーチとブルペン担当コーチの間の連絡がうまくいっていないのではないかと推察する。
また、中畑監督の性格からして
「よし、次の回から○○を投げさそう」
何てことを急に言い出したりするのかもしれない。記者でもない私には、真実を知るすべはないが…。
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2014年4月4日金曜日
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