さあ有馬記念。今年の競馬もフィナーレだ…といいたいところなのだが、今年は有馬記念の翌日も競馬がある。来年も月曜が祝日なので同様の日程になるようだが、果たしてこの試みが当たるのかどうか。
私の記憶に残る有馬記念は、1998年のレース。有馬記念は生で観戦したこともなく、昔から馬券を買ってテレビで見ることがほとんどなのだが、この年は何のはずみか友人と京都競馬場に突撃した。
いまでは考えられないことだが、場外の京都でさえ、人また人。ターフビジョンを見える場所を確保するのも一苦労だった。そんな人混みの中で、知り合いに遭遇した。バッタリと出会ったのは、当時塾講師をしていた私の生徒たち。高校生と浪人生の集団だった。
「先生として、ここは一喝するべきか…」
などと考えていると、向こうもこちらを発見。すると、「しまった」という表情などみじんも見せず
「先生、えらいところで会うなあ~」
とニコニコと駆け寄ってくるではないか…。そうこられると怒るに怒れず、結局、生徒と一緒に有馬記念を観戦するというマヌケな一日となってしまった。
馬券は2着にきたメジロブライトを軸にしていたのだが、グラスワンダーを押さえておらず、ハズレ。馬券もマヌケな結果に終わった。
さて今年のレース。ゴールドシップ、ルーラーシップのシップ2頭が人気を集めている。しかし、2頭ともおそらく後ろからのレースになるだろう。そこで思い出すのが今年のダービー。ワールドエースとともに人気していたゴールドシップは、差してはきたものの届かず5着。終わってみれば、人気ほど力の差はなかったということだ。有馬記念も同じような匂いがする。終わってみれば、上位2頭(シップ2頭)はそれほど力が抜けていたわけではなかった、となるのではないか。
そうすると狙ってみたいのが前に行けそうな、中山の得意な馬。そこで浮上するのが◎エイシンフラッシュ。秋の天皇賞でも馬券でお世話になったし、1年の感謝の意味も含めて本命に推す。
推奨穴馬は、ちょっと多いが、中山得意な馬からダイワファルコンとナカヤマナイト。前にいけそうな馬からビートブラックとルルーシュ。◎を含めた5頭のボックス馬券なんかも面白い。
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