2012年7月29日日曜日

2012クイーンS、KBC杯、九スポ杯 予想の回顧

 土曜は九スポ杯。
 本命◎イデアは中団からのレース。3コーナーから仕掛け、1番人気のカルドブレッサと併せ馬のかたちで上がっていき、直線入り口では先頭に。
「そのままっ」
と思ったところへ、推奨穴馬のエーシンジャッカルが襲いかかる。
「お、それでもええぞ」
なんて調子のいいことを考えていたら、肝心のイデアが失速して4着。アララ。馬券は外れたが、推奨穴馬が激走したのでよしとしておきたい(いいのか)。

 日曜はクイーンS。◎アイムユアーズは+24 kg。ちょっと焦ったが、太くは見えないので大丈夫だろう。レースは中団から。思ったよりも後ろの位置取りだ。3コーナーから、外を回って差を詰めると、4コーナーでは先頭に並びかけ、直線では突き放す。最後は少し詰め寄られたが完勝だった。秋が楽しみだ。
 しかし、最後に2着に突っ込んできたのはラブフール。札幌大好き牝馬が、格上挑戦ながら激走をみせた。この馬を押さえておらず、馬券はハズレ。

 KBC杯はキラウェアが最後にいい脚で迫るも、4着まで。

 今週は3戦3敗。WIN5も、WIN4までいったのだが、最後の新潟メインが外れてジエンド。散々だった。

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書評 城福浩『Jリーグサッカー監督プロフェッショナルの思考法』(カンゼン)

 J2のヴァンフォーレ甲府の「現」監督である城福さんが、サッカーに対する考え方を一冊の本にまとめたもの。
 何を隠そう私はサッカーよりも野球派なのだが、とても悔しい。何が悔しいって、なぜサッカーにはこんな本があって、野球にはないのか。現役の監督が戦術やチーム運営について、実在の選手やチーム名を出しながら語った本など、日本では前代未聞だろう。野球好きの私にも、存分に楽しめた。サッカーファンには垂涎の一冊だ。

 本書は以下の6章で構成されている。

Chapter 1 チーム編成論(どのような選手を集めるか)
Chapter 2 マネジメント論(チーム運営)
Chapter 3 采配論(メンバー選びと試合中の采配)
Chapter 4 戦術論(チーム戦術)
Chapter 5 システム論(サッカーのフォーメーションについて)
Chapter 6 育成論(特に若手の選手育成)

 1~3と6は、サッカー以外にも応用できるな考え方が多く、管理職などの人には指導者論としておおいに参考になるだろう。
 私が感じたのは「ぶれない」ことの大切さだ。明確な基準(城福さんはこれを「スタンダード」と呼んでいる)を決め、それをいかに徹底するかがチーム運営のキモだと述べている。ベテランの中心選手だろうと、実績のない若手選手だろうと、例外にしない。指導者にとって、この「ぶれなさ」がいかに大切か、本書を読めばよく分かる。

 4と5はサッカーファンにはたまらない部分だろう。現役の監督が、バルサやレアルも例に取り、流行の戦術やシステムを論じた内容には、私もワクワクした。左利きの中村俊輔がなぜ右サイドに使われるのか、なるほどよく分かった。

 本書は、城福さんが2010年にFC東京の監督を辞めて(解任されて)、1年間の浪人生活を送った2011年にコラムやメルマガに書いた文章をまとめ直したものだそうだ。しかし、寄せ集め感はなく、理路整然と構成されており、とてもよくまとまっている。コラムやメルマガも、いかにぶれずに書かれていたかの証明でもあるだろう。

「サッカーの戦術とかシステムの知識がもう少しあれば、もっと楽しめたのに」
ということだけが残念な一冊だった。
 プロ野球の現役監督も、誰かこんな本を書いてくれんかなあ。(今年は低迷してるけど)岡田監督あたり、いかがですか。




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2012年7月28日土曜日

2012クイーンS、KBC杯 オレの予想を聞いてくれよ

 子どもたちと琵琶湖まで歩いたら、私のほうがバテてしまった。軽い脱水症状である。というわけで、今日は短めに。

 今週はクイーンS。もともとは秋華賞トライアルだったのが、古馬にも開放されて札幌に来たのが2000年。もう12年も経つのか。今年からは日程も半月ほど早まり、また傾向も変わってきそうだ。

 昨年は3歳のアヴェンチュラがここをステップに見事にGIを制した。だからというわけでもないのだが、本命は3歳の◎アイムユアーズ。重賞2勝、GIで連対もある馬が52 kgとは恵まれた。スッと好位につけて抜け出すレースぶりは小回り平坦向き。有力馬に差し馬が多いここは、一足早く抜け出して粘り込んでもらいたい。
 相手筆頭は北海道大好きで先行力のあるレインボーダリア
 推奨穴馬は気分良く逃げたときのピュアブリーゼと、北海道大好きレジェンドブルー

 KBC杯はキラウェア

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2012年7月27日金曜日

2012九州スポーツ杯 オレの予想を聞いてくれよ

 祇園祭が終わり、梅雨が明け、夏休みも始まり、いよいよ夏本番。今週から小倉競馬が開幕する。
 今年は変則日程で、小倉は6週間の開催となってしまった。減った分の2週間を中央開催に回して売り上げを伸ばそうという魂胆なのだろうが、寂しい話だ。
 一方、新潟は8週間で減らないところを見ると、売り上げがよいのだろうか。詳しい事情はわからないが、みなさんもっと小倉競馬場に足を運びましょう。といいつつ、私は改装前に一度いったきりなのですが…。またいきたいなあ。

 さて、土曜の小倉メインは九州スポーツ杯。1000万条件戦がメインレースだと
「夏のローカルやなあ」
と感じるのは私だけではないだろう。
 レース名の九州スポーツ(九スポ)は九州のスポーツ紙だが、どの系列だっただろうか。調べてみると…おお、東京スポーツの系列でしたか。東スポ、大スポというと、芸能欄(とエロ欄)が充実した夕刊紙だが、九スポはそれらとは一線を画した朝刊紙で、野球やサッカーの情報(とくにホークス)も充実しているとのこと。知らなかったなあ。自前で記事を作っているのだろうか。読んでみたくなってきた。

 予想にいってみたい。一つ上のクラスでも実績のあるカルドブレッサが、本来なら抜けているのだろうが、休み明け、57.5 kg、小回り平坦コースの開幕週と、不安材料が多い。それなら◎イデアのほうを本命に推したい。有力馬に後ろから行く馬が多いここ、先に抜け出しての押し切りに期待。54 kgは恵まれた。
 推奨穴馬はスマイルバラッドエーシンジャッカルスマイルは、かわされるとモロいが、開幕週の馬場であれよあれよのシーンがないか。エーシンはオープンからの降級馬。前走は休み明けで道悪の競馬。度外視したい。

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2012年7月26日木曜日

書評 久米田康治『さよなら絶望先生』(講談社コミックス)

 こんなマンガだったとは知らなんだ。
 タイトルから、ちょっと重めの教師物を想像していたのだが、開けてビックリ玉手箱。本作は、中学校を舞台としたブラックユーモアマンガだった。社会や芸能界やスポーツ界やマンガ界をブラックに風刺しつつ、少年誌の基準スレスレのエロやグロをまじえたギャグマンガである。
 無理にたとえるなら「ハイスクール!奇面組」や「伝染(うつ)るんです」と似た雰囲気で、それらをさらにブラックにしたものとでも言えばよいのだろうか。

 画は(著者自ら自虐しているが)キャラの区別が難しいなど、一見うまくないように見えるが、一方で妙にエロっぽかったりする。不思議な画だ。
 しかし本作は、画よりも文字で魅せるマンガである。細かいコマに細かい文字で、ブラックな風刺が書かれている(著者本人は「羅列ネタ」と表現している)。これを読み尽くすのが本作の醍醐味だ。たとえばこんな感じ。

 世間に蔓延する「恩着せがましさ」を取り上げ、「恩着せ社会に絶望した!」として、次のようにネタを羅列する(第10巻より)。

・核廃棄してやるからさ
・アメリカのイラク解放政策
・マガジン、サンデーの特別価格
・オレの美技に酔いな、とか言う
・お医者様の態度(治してやってんだよ、みたいな)
(中略)
・お客さまにお分けしております、というイタリア車メーカー
・この羅列ネタも何か恩着せがましい気がする、ごめん

てな具合である。この例は(私にとっては)まだ分かりやすいほうで、羅列ネタの中には私には意味不明なものも多い。だが
「私には分からないネタがツボにはまる人もいるのかなあ」
など、分からないネタも含めて楽しむのが本書の正しい使用法ということにしておく。

 私が少年誌を買わなくなってから10年ほどになるが、こういうマンガが「少年マガジン」に連載され、人気になるとは、時代も変わったものだ。昨今の小中高生のオタク指向にハマったのだろうか(小中高生には分からないネタがほとんどだと思うんだけどなあ…)。それとも、マガジンの購読層の中心が20代や30代に(もしかすると40代に)シフトしているのか。
 満喫とまではいかなかったが、ツボにはまったネタもあったし、こういうマンガが好きな人がいるのも分かる。ただ、マガジンの連載というのが非常に意外だった。




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2012年7月22日日曜日

娘の不気味な「幸せ~」

 先日、コンビニで
「好きなお菓子を買っていいよ」
とお母さんからお許しが出た。お姉ちゃん(4歳半)は
「ヤッター!!」
と驚喜して、いそいそとお菓子を選ぶ。「弟(2歳)と一緒に食べられるもの」というのが条件らしい。そして選んだのがラムネ。
「晩ご飯を上手に全部食べられたら、その後に少し食べてよし」
ということになった。

 ところが、帰ってお菓子をよく見てみると、なんとラムネではなくグミだった。




 娘は以前にグミを食べたときのこと(あまりお気に召さなかった)は忘れており
「グミってどんなお菓子~?」
と晩ご飯前からワクワクしている。
 しかし、ここで大問題が発覚。グミを2歳半の息子に食べさせるのは危ない(のどに詰まらせる)ことに気づいたのだ。
「食後にお姉ちゃんだけお菓子を食べるのは可哀相だよね(弟、絶対キレるし…)」
という言葉に(理解はできるものの)娘は悲しくて仕方がないようだ。涙目である。

 そして夕食。息子が先に食べ終わった。娘は先ほどのショックが尾を引いているのか(いつものこと、という話もあるが)食べるのが遅い。
 ところがここで、千載一遇の大チャンスが到来。息子が
「ウンチ~」
とトイレに行ったのだ。
「おい、グミを食べるなら今のうちやで」
と娘を促すと、超スピードで残りのご飯を平らげた(今までのは何やったんや…)。そして待望のグミをゲット。
 息子のトイレの世話やら晩ご飯の後片付けやらで、みんないなくなり、テーブルには娘一人がポツンと座ってグミを(超ゆっくり)食べている。そこで、誰に言うでもなく、ボソッとひと言。

「幸せ~~」

 あまりにも幸せそうで、ちょっと不気味だった…。グミでそこまで幸せになれるのか。そんなにひもじい思いはさせてないはずなんだけど…。

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2012中京記念、アイビスSD、飛騨S 予想の回顧

 土曜は飛騨S。
 本命◎ウインドジャズは、予定通り後方からの競馬。3コーナーから徐々に順位を上げると直線は大外へ。いったんテレビ画面(KBS京都)から消えてしまったが、先に抜け出したツルマルレオンのさらに外から豪快に差しきった。私も気持ちよかったが、渡辺騎手も気持ちよかっただろう。快勝だった。
 馬券はワイドで手広く流しており、1-2着、1-3着をダブルでゲット。3着のサクラクローバーは人気薄だったので、もっとつくかと思ったのだが、意外に安かったのはちょっと残念。

 日曜は中京記念。
 こちらの本命◎フラガラッハも予定通り後方から。3、4コーナーでは、前日のウインドジャズと同様に大外へ。すると、まるで前日のVTRを見るかのように、こちらも怒濤の追い込みで見事に1着。
 馬券はワイドで買っていたので馬連・馬単をゲットできなかったのは残念だったが、3着に推奨穴馬のトライアンフマーチが突っ込んできてくれたお陰で、けっこうプラスになった。ウハハ。
 土曜・日曜とも本命馬が痛快に差しきるという気持ちのよい結果。めったにないことなので、来週まで余韻に浸りたい。

 アイビスSDは本命の◎ビウイッチアスが二桁着順の10着に沈み、ジエンド。直線競馬があわなかったか。
 勝ったパドトロワが7番人気とは驚いた。人気の盲点だったようだ。

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2012年7月21日土曜日

2012中京記念、アイビスSD オレの予想を聞いてくれよ

 夏の中京を締めくくるのは中京記念。
 今年から1600 mにリニューアルし、サマーマイルシリーズに組み込まれた。これまでは3月に2000 mで行われていたのだが、ほとんど記憶にない。個人的には、印象の薄い重賞ベスト3に入る。なぜなのだろうか(馬券を当てたことがないからでは…)。マイルに変わって、ぜひ存在感のあるレースに変身してほしいものだ。

 ではレースにいってみたい。
 夏のハンデGIIIのわりには実績馬の名がポツポツと見える。普通ならこれらの馬で決まるのだろうが、夏は格よりデキという格言を信じて、別の馬から入りたい。
 本命は◎フラガラッハ。ゲートに難があるが、ハマったときの破壊力は前走や阪神Cで証明済み。左回りもいいし、直線の長い中京の最終週。舞台は整った。高倉騎手の初重賞制覇に期待したい。
 推奨穴馬はトライアンフマーチエアラフォン。実績上位のこの2頭の印が薄い。

 JRA唯一の直線重賞、アイビスSDは◎ビウイッチアスが本命。人気になりそうだが、51 kgはいかにも有利だし、いい枠も引いた。

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2012年7月20日金曜日

2012飛騨ステークス オレの予想を聞いてくれよ

 夏の中京も今週で終わり、来週からは小倉が開幕。一方、札幌が今週から、新潟は先週から始まっている。この微妙なズレは何なのか。毎週同じような苦情で恐縮だが、ホントに気持ち悪い。今年限りにしてもらいたい。

 そんな最終週の中京土曜メインは飛騨ステークス。
 飛騨市は岐阜県北部の都市で、高山市と並んでかつての飛騨地方の中心地だったらしい。飛騨・高山とひとくくりにされることも多い。
 十数年前に、日帰り社員旅行でこのあたりに行ったことがあるのだが、あれは飛騨だったのかそれとも高山だったのか。そういえば水路を鯉が泳いでいたような記憶がある(もしかして、それはまた別のところの記憶か?…)。

 オッサンの記憶をたどっていても何も解決しそうにないので、レースにいってみたい。
 芝1400 mの準オープンのハンデ戦。メンバー的にも混戦模様で、荒れそうな雰囲気が漂っている。
 本命は、穴っぽいところから◎ウインドジャズ。スタートに課題があり、アテにならない馬だが、ハマったときの破壊力は前走の通り。最終週の荒れ馬場に加え、天気も雨模様、さらにハイペースが見込まれるここは大駆けの条件が揃った。前走同様、外から豪快に差しきってもらいたい。本命が穴馬なので、とにかく手広く流す。
 推奨穴馬は◎と同枠のノーブルディード。前々走を見直したい。

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2012年7月19日木曜日

書評 柳広司『ダブル・ジョーカー』(角川文庫)

 ジョーカーゲームに続く、スパイ短編集第二弾。本作でも、イケメン(想像)なスパイたちが、ウルトラクール(タバコではありません)に任務を遂行する様子が描かれる。
 しかし読み終わってみると、それぞれのスパイたちのイメージは私の脳内に残っていない。なぜだ。ビールを飲みながら読んでいるからか(そうかもしれない…)。いや、スパイは印象を残してはいけないからだ。気配を隠し、存在感を消すことこそがスパイの条件なのだ。

 前作同様、第二次大戦開戦直前が舞台。「魔王」結城が率いるD機関のスパイたちが、世界各地を舞台に暗躍する。しかし、敵の中枢に乗り込んだり、スパイ一人の活躍により敵の部隊が壊滅したり、そういう派手な話ではない。地味だが、だからこそ強靱な精神力を要求されるスパイ活動が描かれる。
 渋い。そして、カッチョイイ。

 実在のスパイたちが本当に本書に出てくるような活動をしているのか、私には知るよしもない。本書のスパイたちは、ミッションインポッシブルのように無理難題をスーパーマン的に解決していくのではなく、地味なスパイ活動を淡々と、しかし精緻に実行していく。これが本シリーズの醍醐味といってよいだろう。

 本書を読んだ後に
「スパイになりたい」
と思う人は、自分の能力にかなり自信のあるナルシストか、それとも縛られることに快感を覚えるM気質か。おそらくその両方の性質をもっている人だろう。




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2012年7月16日月曜日

書評 酒井順子『女流阿房列車』(新潮文庫)

「阿房」と書いて「あほう」と読む。要するに「アホ」のことである。書名は、1950年代に内田百閒さんという方が執筆した『阿房列車』の女流版という意味である。

 鉄道マニアのたてたディープでハードな鉄道旅プランを、ユル鉄の酒井さんが実行し、その様子をまとめた鉄道エッセイ。他人のたてた鉄旅プランを「電車でウトウトするのが好き」というエッセイストが敢行するという、前代未聞の企画である。
 しかし、この試みがおおいに成功している。鉄道オタクがたてた企画を自分で実行しても、自慢話にしかならない。ところが、これを酒井さんに実行させ、酒井さんの視点からまとめることにより、鉄分の濃くない一般人にも楽しく読める書籍に仕上がっている。
 また酒井さんの、淡々としているがジワジワと面白さがこみ上げてくる文章も、本書の雰囲気とよくマッチしている。

 酒井さんがあまりにも淡々と面白おかしく書いてしまうため、ユルい旅のように感じてしまうが、本書の企画はなかなかハードである。いくつかあげてみよう。

・東京の地下鉄全線を1日で完全乗車
・24時間で鈍行のみを使ってどこまで行けるか
・東京から53回乗り継いで京都までたどりつく(東海道53乗り継ぎ)

などなどである。後半の企画ほどハードさが落ちていき、マニアックさが前面に出てくる気がしないでもないが、それはそれでまた面白いということにしておこう。

 私も電車に乗るのは好きだが、全線完乗とか、車両系の話題とか、そういうのには興味がない。そうではなく、空いた車両でウトウトしたり読書したりしながら、あてもなく乗り続けるのはけっこう好きだったりする。そういう意味で、酒井さんとは鉄分の濃さが同程度というか、鉄分の成分が似ていて、それが本書を楽しめた理由の一つかもしれない。

 本書を読んで、久しぶりにダラダラと電車に乗りたくなった。幸いなことに、私の最寄り路線はそういうのにはうってつけな、半ローカル路線なのだ(うらやましいか)。子どもがもう少し大きくなったら、ユルユルと琵琶湖一周でもしたいものだ。



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2012年7月15日日曜日

2012函館記念、ジュライS、函館2歳S、桶狭間S 予想の回顧

 土曜は函館2歳S。
「8枠に2頭の地方馬が入ったのは何かのサインか」と8枠から勝負したが、9着と15着。穴を狙いにいった結果なので、仕方なかろう。

 中京土曜メインは桶狭間S。◎エアウルフは中団からの競馬。スタートの芝で行き脚がつかなかったのかと少し心配したが、直線では馬群を割り、差しきってさらに3馬身差をつける完勝劇。見事、期待に応えてくれた。2着にも推奨穴馬のアイアムルビーが入り馬券をゲットしたのだが、穴馬のはずのアイアムルビーが4番人気だったのはちょっと残念。

 土曜は函館記念。本命の◎トランスワープは中団後方の内々を追走。3、4コーナーで前との差を徐々に詰める。4コーナーで窮屈になる場面もなんのその、直線で前が開くと鋭く抜け出して完勝。こちらも期待に応えてくれた。
 2着争いは馬券を押さえていたミッキーパンプキンが粘るところに、外からイケトップガンが襲いかかる。
「やめてくれ~」
との叫びも虚しく、ハナ差かわされて馬券はハズレ。イケトップガンの激走は予想できなかったなあ…。無念。

 ジュライSは、◎ローマンレジェンドが期待通りの圧勝。直線の入り口で2着馬に並びかけ、しばらくそのまま並走し、いざ追い出すとグイグイ差を広げて6馬身の差をつけた。ゴルトブリッツに並ぶ、スペシャルウィーク産駒のダートでの活躍馬となりそうだ。
 2、3着も人気の馬が来て「堅く収まるだろう」という予想の通りになったのだが、馬券はグレープブランデーとの1点勝負だったためハズレ…。なんてこった。

 今週は4戦中3戦で◎が1着という大勝利のチャンスだったのだが、獲ったのは1レースのみで、しかもトントン。馬券は難しい…。

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「続」息子の散髪、大失敗の巻

 先週末、息子の髪をばっさり切って大失敗したことはすでにお伝えした。このままでは息子がかわいそうというのもあったが、それよりも親が恥ずかしいので、やり直すことにした。
 前回の反省をふまえ、髪の毛用のバリカンと、散髪用のケープを購入。準備は万端である。



 今回はケープのお陰で嫌がることもなく、お利口に切らせてくれる。また、ケープがあると手が出せないので、ハサミで手を切る心配がない。これもいい。
 そして、バリカンの3、6、9、12 mmのアタッチメントを駆使し、髪を整えていく。やはり散髪は、ヒゲ剃り用ではなく髪の毛用のバリカンに限る(当たり前や)。
 その結果がこちら。


 まだ先週の傷跡が少し残っているし、家で切ったのは丸わかりだが、恥ずかしくない程度にはなっただろう。

結論:散髪は準備を整えてから行いましょう。特にケープは必須です。

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2012年7月14日土曜日

書評 杉本正信『人は120歳まで生きられる ―寿命の分子生物学』(ちくま新書)

120歳まで生きたい人、必読!

というのはウソではないが、この本を読んだからといって必ず120歳まで生きられるわけではない(当たり前やけど)。

 本書では、人が120歳まで生きられること、逆にいうとどれだけ頑張っても120歳までしか生きられないことが、さまざまな科学的知見から示される。著者の杉本さんの専門分野のためだろうが、おもに分子生物学的な視点からの話が多い。そのため副題が「寿命の分子生物学」となっている。

 たとえば第2章では、テロメアがテーマである。細胞の分裂回数という観点から、ヒトの寿命が120歳であることが示される。細胞は際限なく分裂できるわけではなく、分裂回数の上限が決まっているのだ。その上限に達するのが、だいたい120歳だというわけだ。
 そして、細胞の能力を最大限に発揮して120歳に近づくためには、日常生活でどのような点に気を配ればよいかも書かれている。すなわち「長生きの秘訣」が示されている。

 その他には代謝系、免疫系、DNA、がんをテーマにした章が設けられ、それぞれの観点からヒトの寿命を分子生物学的に探っていく。どの観点から見てもだいたい寿命が120歳となっているのは、偶然の一致なのか、それとも何かの必然なのか。興味深い。

 120歳とまでは言わなくても、なるべく長生きしたいと思っている人は本書を読んで損はない。長寿の仕組みが科学的に書かれているので、本書を読んでおけば、変な高額健康食品に手を出して損することもなくなるだとう。
 ただし、本書はけっこう難しい。細胞や遺伝について、少なくとも中学校程度の知識は必要である。

 本書に書かれているように、どれだけ頑張ってもヒトは120歳までしか生きられないのか、それともiPS細胞に代表される新発見が新しい医療を切りひらき、遺伝子の壁を乗り越えてどんどん寿命を伸ばしていくのか。
 私が生きている間は難しいかもしれないが、このまま科学や医学が進歩していけば、私はヒトの寿命は120歳を超えていくと思う。
 そんな未来を夢見ながら、毎晩ビールを飲んで寿命を縮めている私であった…。




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2012函館記念、ジュライステークス オレの予想を聞いてくれよ

 今週は土・日と二日続けて函館で重賞があるという、珍しい日程になっている。なかなか面白い試みだと思う。
 函館のフィナーレを飾るのは、今年で48回目を迎える函館記念。函館の名物レースといってよいだろう。かつてエリモハリアーの三連覇があったように、北海道大好きホースがここぞとばかりに走るレースだ。今年のメンバーの中で、どの馬が北海道好きなのか、ぜひ馬に聞いてみたいところだ。飼い葉にジンギスカンを混ぜている馬がいるとか、いないとか。

 さてメンバーを見てみると…、失礼を承知で言うなら、今年の古馬重賞で最もレベルの低いレースかもしれない。この独断失礼前評判を覆すような強い勝ち馬が出ることを期待したい。
 私の本命は◎トランスワープ。前走、前々走と福島で1番人気を裏切っているが、そのお陰で54 kgとハンデに恵まれた。もう7歳のセン馬だが、ここが19戦目とまだ伸びしろはある。イカが大好物というこの馬に期待したい(ウソです)。
 推奨穴馬は、北海道大好きホースのマヤノライジンゴールデンハインドに加え、最後のサンデーサイレンス産駒アクシオン

 中京メインはジュライS。「たしか東のレースじゃなかったか」と思ったのだが、過去4年は阪神で行われており、今年に中京に移ってきたレースらしい。どうも何か別のレースと勘違いしているようだ。40歳も近くなると、記憶もいい加減である。
 本命は◎ローマンレジェンド。ここは通過点だろう。相手も順当に収まりそうだが、状態さえ戻っていればグレープブランデーか。
 強いて挙げるなら推奨穴馬はタマモクリエイト。左回りは得意。

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2012年7月13日金曜日

2012桶狭間ステークス、函館2歳ステークス オレの予想を聞いてくれよ

 今週から新潟開催が始まり、函館は今週で終わり、中京は来週までと、相変わらず気持ちの悪い日程が続いている。精神衛生上よくないので、今年限りにしてほしい。

 そんな中京の土曜メインは桶狭間S。先週の関ヶ原Sに続き、戦国時代の合戦の舞台がレース名だ。桶狭間の戦いといえば、織田信長が今川義元を討ち果たし、一躍スターダムにのし上がった合戦である。今年のレースを制し、スターへの階段を上るのはどの馬か。
 ところで桶狭間の戦いは、信長が奇襲をかけて義元を討ち取ったというのがかつての定説であり、私も歴史読み物などで(もしかして教科書でも)そのように学んだものだ。しかし現在では、信長は奇襲ではなく正攻法で義元を討ち取ったというのが有力な説だそうだ。歴史の教科書も時代とともに変わっていくんだなあ。

 歴史小話はこれくらいにしておいて、レースにいってみたい。
 桶狭間の戦いのときのように、いまも雨が降っており、明日は良馬場は見込めそうにない。馬場にも注意を払いたいところだ。
 私の本命は◎エアウルフ。重馬場、左回りともに得意のこの馬に期待したい。距離短縮に戸惑わなければ圧勝まであるかも。
 降級のシゲルソウサイが人気になりそうだが、近走がやや物足りない成績。少し評価を下げる。
 推奨穴馬は少し多め。内からヒシコモンズ、ファンドリカップ、グローリールピナス、アイアムルビー。競馬ブックの短評にも「惑星注意」とあるように、激走の香りのする穴馬がたくさんいる。

 函館2歳Sは8枠から勝負したい。この時期の2歳戦は何が来てもおかしくない。ミータローシーギリヤガールの2頭の地方馬の激走がないか。

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2012年7月11日水曜日

息子の散髪、大失敗の巻

 つい先週まで、息子(2歳過ぎ)はこんな髪型だった。



 これはこれで可愛らしいのだが、前髪を切りすぎるとクソガキ風になってしまうため、短くなりすぎないようにしなければならない。そうすると、しばしば散髪が必要である。また、これから夏に向けて、本人も短いほうがスッキリ気持ちいいだろうということで、思い切って短くすることにした。
 ところが、頼りのバリカン(ただし、本職はヒゲ剃り用)が思いのほか機能しない。さらに、果敢にもマントなしでバサバサやり始めたため、首筋に髪の毛が入り、息子が激しく嫌がり始めた。
 ここまでの状況を平たく言えば
「もう目茶苦茶」
である。しかしこのときの息子の頭は、長い部分と短い部分が入り乱れるという、前衛的な髪型である。ここで散髪をやめてしまっては、虐待を疑われるのが関の山だ。何とかして、最低限のかたちを整えねばならない。息子もそれを察知したのか、泣き叫びながらも何とか切らせてくれた。その結果がこちら…。


 バリカンで刈った部分と、ハサミでジョキっといってしまった部分が点在するという、いかにも
「お父さんが散髪に失敗しました~」
な髪型になってしまった。スマン。許せ、息子よ。
 本人的には、短くなってスッキリしたのかご機嫌なのが救いだが、親はちと恥ずかしい。というわけで、急遽、髪の毛用のバリカンと散髪用のマントを購入し、今週末に再度髪の毛を整えることにした。その結果は(うまくいけば)来週報告したい。

 続きはこちら(「続」息子の散髪、大失敗の巻)。


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2012年7月10日火曜日

書評 喜多喜久『ラブ・ケミストリー』(宝島社文庫)

 正直「化学を扱ったというのが珍しいだけで、ストーリーとしてはたいしたことないんじゃないの?」と思っていた。ごめんなさい。私が悪うございました(誰に謝ってるねん)。本書は、化学(ケミストリー)をまったく知らない人でも堪能できる、上質のミステリーである。

 主人公は東大農学部の大学院生である藤村桂一郎。有機化学の分野で全合成の研究をしている。全合成とは、ある化合物を人工的に合成するルートを確立する研究分野である(詳しくは本書を読んでいただきたい)。藤村はある特殊能力をもち、そのため天才的な研究成果をあげてきたのだが、ひょんなことからその能力が消えてしまう。ひょんなこととは…ラブ、すなわち恋愛だ。そこへ、とある魔女(?)が登場。藤村の特殊能力を取り戻す手伝いをするのだという。
「果たして藤村は能力を取り戻せるのか?」
「恋愛の行方は?」
「藤村に恋愛感情を抱き、魔女を呼んだ人物は誰なのか?」
ハラハラ・ドキドキの展開で、一気に読み終えた。

 科学者を主人公に据えたミステリーは多々あるが、そのほとんどは数学者、物理学者、医者などであり、化学者が主役の話は珍しい。さらに、探偵役ではなく、一介の大学院生というところがまた面白い。
 本書を楽しむのに、化学の知識がなくてもまったく問題ない。化学はいうなれば横糸であり、ミステリーの本筋とはほとんど関係ない。化学ではなく数学でも経済学でも話は成り立つ。
 しかし、本書の魅力はやはり化学にある。化学の魅力、全合成の醍醐味、理系ラボの雰囲気、東大理系男子の生態、これらが生き生きと書かれており、爽やかなストーリーに仕上がっている。喜多さんの専門知識が存分に、しかし押しつけがましくないかたちで生かされている。

 数学、物理学、医学、薬学、バイオ系などに比べ、どこか地味で小説のテーマになりにくかった化学だが、喜多さんによってその壁は破られた。喜多さんからはすでに『猫色ケミストリー』という第二作目が上梓されている。この調子で、どんどん「ケミステリー」の世界を広げていっていただきたい。




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2012年7月8日日曜日

2012プロキオンS、七夕賞、関ヶ原S 予想の回顧

 土曜は関ヶ原S。本命◎ジェントルマンは、3、4番手からレースを進める。4コーナーでは荒れた内を突くという果敢な手に出ていったんは先頭に立つが、直線半ばで失速し4着まで。内枠が災いしたか。浜中騎手らしいチャレンジングな騎乗ではあったが、結果につながらなかったのは残念だった。

 日曜はプロキオンS。◎インオラリオは、予定通り2、3番手から。絶好の手応えで4コーナーを回ったときは「キターッ」と思ったのが、いざ追い出すと案外で、12着に沈んだ。逃げた馬が1着になったのだから、決してハイペースではなかったはず。不可解な惨敗だった。

 七夕賞は◎トーセンラーが外をグイグイ伸びてきて1着馬をハナ差まで追い詰めたのだが、1着のアスカクリチャンの激走を予想できず、馬券はハズレ。

 今週は3戦3敗。こういうときはビールでも飲んで(こういうときじゃなくても飲むんだけど)サッサと忘れるに限る。

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2012年7月7日土曜日

2012プロキオンステークス、七夕賞 オレの予想を聞いてくれよ

 日曜の阪神メインはプロキオンS。ずっと阪神で行われていたレースだが、阪神と中京の開催順入れ替えにより、中京に移ってきたようだ。
 プロキオンとは星の名前である。さてどんな星なのか、例によってグーグル先生に聞いてみると…こいぬ座のα星で、冬の大三角の一つとして有名らしい。そういえば、小学校の理科で習ったような。
 冬の大三角の残り二つはシリウスとベテルギウスである。プロキオンS、シリウスS、ベテルギウスSの三つを制し、冬の大三角完全制覇を果たした馬はいるのだろうか。今回のレースを勝った馬は、秋のシリウスS、冬のベテルギウスSを是非狙ってほしいものだ。

 どうでもいい話はこれくらいにして、予想にいってみたい。
 このレース、ファリダッドが人気を集めそうだ。ダートに矛先を向けてから、それまで「人気するけど勝ちきれない」だったのが嘘のように堅実に差し込んでくる。結果論になるのだろうが
「もう少し早くダートに使っていれば」
と思わずにはいられない。
 またこれは私見だが、ダートが合うというよりも、芝のレースに飽きていたのではないか。ダートで気分一新、フレッシュな気持ちで走っているのが好結果につながっているような気がする(そういえば、岡部幸雄さんがよく「この馬は、1600 mのレースは飽きているようだ」などとコメントして「ホンマかいな」と半信半疑で聞いていた記憶がある)
 しかし、ファリダッドも今回でダートは5走目。そろそろ飽きてくると見て(ホンマかいな…)他の馬から入りたい(ここまでの前振りは何だったのか)
 本命は◎インオラリオ。前走は放馬の影響があったとして度外視したい。前々走で道悪の競馬を好時計で勝っており、重馬場適性は証明済み。前々からの押し切りを期待したい。
 推奨穴馬はタンジブルアセット。前走でオープンに目処。道悪も得意。

 七夕賞はトーセンラー。57 kgはむしろ恵まれた感。なるべく早く雨が上がってほしい。

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書評 外山滋比古『傷のあるリンゴ』(東京書籍)

『思考の整理学』などの著書で人気の外山さんによる、書き下ろしエッセイ集。「読んで納得、人生のヒント集」とでも言えばよいのだろうか。常識にとらわれない視点から、ハッとさせられる考え方が披露される。たとえばこんな調子だ。

 天災に対して備えている人たちに対して(天災に対する備え自体は悪くないと断ったうえで)

天災がきたらどうしようと思うなら、もっと確かにやってくる死について備えがなくてはおかしい。ところが、死に対して対策、備えをしている人は例外的である。それをおかしいとも思わないで生きているのは不思議である。

てな具合である。
 このように示唆に富むエッセイがたくさん収録されている。一冊の本として起承転結があるわけではないが、エッセイ集なのだから、それは仕方ないだろう。

 本書に通底している考え方は
「劣等感、貧乏、不合格、苦労などの負の体験や感情を、発散するのではなく溜め込め。そして、その溜め込んだ負のパワーを『正に転化して』解き放て」
ということだ。負のエネルギーを、おしゃべりなどによってパッパと解消してはいけない。また、正の体験ばかりで、負の体験をしていない人は大成できない。このようなことが、いろいろな側面から書かれている。
「せっかくの人生、どこかで爆発させたい、はじけたい」
と思っている人は、ぜひ読んでみてはどうだろうか。爆発させるための、いろいろなヒントが隠されている。

 私も、遅まきながら爆発を目指し、負のパワーを溜め込んでいくとしよう。などと思っていたら、さっそく今日も馬券が外れた。さい先よし、ということにしておきたい。



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2012年7月6日金曜日

2012関ヶ原ステークス オレの予想を聞いてくれよ

 梅雨まっ盛りの中京土曜メインは関ヶ原ステークス。
 関ヶ原とは、ご存じの通り天下分け目の合戦が行われた地であるが、正確な位置を知らない方も多いのではないだろうか。関ヶ原は岐阜県の北西の端、滋賀県との境目にある。また関ヶ原駅は、米原駅と大垣駅の間にある小さな駅である。関ヶ原の合戦は超有名だが、合戦が行われた地である関ヶ原はのんびりした田舎なのだ。
 大阪-名古屋間の移動は新幹線が主流だが、ちょっと時間のあるときには在来線で移動してみるのも面白い(経験者です)。米原-大垣間の山あいが、西日本と東日本の境界になっていることが実感できるだろう。
 そういえば「探偵ナイトスクープ」の伝説とも言える初期のネタに「アホとバカの境目はどこか」というのがあったことを思い出す。番組では、その境目が関ヶ原だったという結論に(いったんは)至り「なるほど、やっぱりそうなのか」と感心したものだ。

 それではレースにいってみたい。この時期の条件戦といえば、やはり降級馬が有利。このレースも例に漏れず、降級の3頭が中心になりそうだ。
 1番人気はダノンバラードで決まりだろう。重賞をすでに勝ち、GIで3着もあるこの馬が、条件戦では負けられないところか。ただ、あまりにも人気が集中しそうだし、左回りと道悪という要素もあり、波乱の目もあると見て、別の馬を本命に推す。
 本命は◎ジェントルマン。こちらも前走ですでにこのクラスを勝っている降級馬。中京での連対経験があり、鉄砲もきく。道悪は未知数だが、シンボリクリスエス産駒ならこなしてくれないか。
 相手は、ダノンダコールは押さえざるをえないとして、道悪得意のマイネルガヴロシュを厚めに買っておきたい。推奨穴馬はベルウッドローツェ。叩き2走目で得意の道悪。アッと驚く変わり身がないか。

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2012年7月4日水曜日

書評 宮本輝『優駿』(新潮文庫)

 美しい小説。主人公のサラブレッドはもちろん、風景、恋、夢などが、はかなくも美しく語られる。映像化したくなるのもよく分かる(実際に映画化されている)。
 サラブレッドの美しさ、競馬にかかわる人たちの夢、血統のうんちく、馬券勝負など、競馬の魅力が余すことなく披露されている。競馬バカを自認する私が、なぜいままで読んでいなかったのだろうか。

 物語は一頭の名馬「オラシオン」を中心に進んでいく。まず、名前がかっこいいよなあ。スペイン語で「祈り」という意味だそうだ。
 そして、オラシオンが生まれた牧場のせがれ→オラシオンの馬主→馬主の娘→馬主の秘書→オラシオンの騎手、の順に、章ごとに視点が変わっていく。ストーリーの中心にはいつもオラシオンがいるのだが、オラシオンはあまり登場しないのが憎いところだ。

 生産者が生まれた子馬にかける夢、馬主が競走馬にかける夢、騎手が乗り馬にかける夢、競馬オヤジが馬券にかける夢…、サラブレッドにはさまざまな夢がかけられている。それらたくさんの夢が絡み合い、話は進んでいく。しかし夢をかけるといっても、きれい事ばかりではすまない。さまざまな苦難を乗り越え、それぞれの登場人物が夢を追いかける様子が、華麗な文章で綴られる。
 この小説を読んだあとの週末に、100円でよいから馬券を買ってレースに参加して、できれば競馬場で生のレースを観戦すれば、きっと競馬の面白さを感じてもらえるだろう。

 私は今のところ馬券に夢をかけるしかない一介の競馬オヤジに過ぎないが、この小説を読んで
「自分の持ち馬に夢をかける馬主にならねば」
という使命感に燃え始めた。
「どこからそんな金が湧いてくるねん」
それはこれから考える。



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2012年7月1日日曜日

怪しいサングラス幼児たち

 お前ら、怪しすぎるぞ…。


沖縄土産の子どもサングラスをかけてご機嫌のわが娘(4歳半)とわが息子(2歳)でした。

 しかし、たくさんお土産を買ってきたのに、一番喜んだのが300円の子どもサングラスですか…。そんなもんだよな。

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2012CBC賞、ラジオNIKKEI賞、白川郷S 予想の回顧

 土曜は白川郷S。本命◎クラシカルノヴァは断然の1番人気。どれだけ強い勝ち方をするかと思って見ていると、3コーナーから手綱が動き始め、4コーナーでは追い通し。直線もダラダラとしか伸びず、5着まで。左回りが不得手なのか、58 kgがこたえたのか。いずれにしろ不可解な敗戦だった。こういう断然人気の馬を本命に推して惨敗すると、ヘコみますなあ…。

 日曜はCBC賞。本命◎マジンプロスパーは、逃げ馬の直後の絶好位をキープ。4コーナーを回って仕掛け、逃げ馬を捉まえると、グイグイリードを広げて完勝。見事期待にこたえてくれた。そして、2着には最後にスプリングサンダーが飛んできて、馬券もバッチリ的中。

 福島ではラジオNIKKEI賞。本命◎ヤマニンファラオは2番手からの競馬。勝ったファイナルフォームには完敗だったが、2着を守り切ってくれたお陰で馬連をゲット。2番人気-1番人気の組み合わせだったが、1350円つけば大満足だ。

 今週は、日曜の東西重賞をダブル的中。台風が来ないことを祈りたい。

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