2017年6月15日木曜日

【お父さんの週末料理】2017年6月10、11日~お祝いみたいやなあ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。


 6月10日(土) 
昼は、娘は田植え体験で不在。

◆昼ご飯◆
 具だくさん焼きそばを作った。豚肉、空心菜、エリンギ、モヤシなど、具だくさんの焼きそば3人前を一度に作るのはやや無理があったが、まあまあ美味しくできた。
 他はサラダ、和風スープ。

具だくさん焼きそば

◆晩ご飯◆
 子どもたちに食べたいものを聞くと
「久しぶりにたこ焼きがいいなあ」
との答え。最近は娘が返してくれる。プレーン、チーズ、キムチの3種類を作るのがわが家流。今回はキャベ入りにした。
 他はサラダ、和風スープ。

 6月11日(日) 

◆昼ご飯◆
 私が選んだ「今週の魚」はサンマ。1匹100円の冷凍物を2匹購入して4人で分けた。子どもたちも妻も食べないので、内臓はとって塩焼きに。脂がのって美味しかった。娘はひとりで上手に食べる。息子も「ここに骨があるし」と教えると、かなりひとりで食べられるようになってきた。
 他はサラダ、和風スープ、そうめん。

サンマ。脂がのって、美味

◆晩ご飯◆
 恒例のから揚げ大会。子どもたちが大好きで、翌日の弁当にも便利なので、ついつい作ってしまう。今回使ったから揚げ粉は「日清からあげグランプリ最高金賞店監修から揚げ粉 香ばししょうゆ味ガーリック風味」というもの(長い…)。ガーリックがピリッとアクセントになっている商品だ。
「昨日はたこ焼きで、今日はから揚げで、お祝いみたいやなあ」
とは息子の感想。幸せな週末だったようだ。
 他はサラダ、和風スープ、ご飯、リサイクル炒め。麺類かパスタにしようと思っていたら、妻が
「から揚げには白ご飯を出せ」
とクレーム。けっこううるさい…。

から揚げ。鉄板メニュー

◆番外編◆
 娘がクッキーを作った。将来の夢はお菓子屋さんなので、たまには練習しないとね。妻がネットで探したレシピを見ながら、ほぼ独力で作った。美味しくできたが、写真がないのが残念。

にほんブログ村 子育てブログ 一姫二太郎へ
にほんブログ村

2017年6月14日水曜日

【書評】オリヴァー・サックス『妻を帽子とまちがえた男』(ハヤカワNF文庫)

まだまだAIは脳に勝てない


 映画にもなった『レナードの朝』を書いたことで著名なサックス氏が、『レナードの朝』よりも後に書いた本。脳神経科医であるサックス氏の患者さんから、非常に不思議な24の症例をピックアップし、紹介したものだ。
 最初の症例が、タイトルにもなっている「妻を帽子とまちがえた男」。寝ぼけていたわけでも、うっかりしていたわけでも、知能が著しく低くて帽子の使い方が分からないわけでもない。診察室を出るときに帽子をかぶろうとして、妻をむんずと掴み、頭に持っていこうとするのだ。もちろんギャグではない。本気だ。

 なぜこんなことになるのか。この男の脳に欠けているのは「認識する」という機能なのだ。さらに言うと「見て、認識する」という機能が欠けているのだ。視覚を通して得た情報を「認識」できないのである。不思議なことに、嗅覚から得た情報は認識できる。だから、よい匂いのするバラは
「美しいバラだ」
と認識できる。ところが、視覚からの情報は認識できない。手袋を見せても、何なのか分からない。もちろん、手袋がどういうものかは知っているのにである。手袋を見たときの、この男の反応は次の通りだ。
「表面は切れめなく一様につづいていて、全体がすっぽりと袋のようになっていますね。先が五つにわかれていて、そのひとつひとつがまた小さな袋ですね」
 ここまで見えているのに、手袋と認識できないのだ。

 たとえば常夏の国で育ち、手袋を知らない人が手袋を見たら、どういう反応をするだろうか。おそらく直感的に「手にはめるものだ」と理解するだろう。われわれは自然にそういう直感を働かせるが、これは考えてみればたいへん不思議なことだ。「妻を帽子とまちがえた男」は、この直感を司る脳回路が損傷しているのだろう。

 この他にも、計算は全くできないほど知能は低いが、6桁の素数を提示できる双子の兄弟など、24の驚くべき症例が紹介される。
 まだ、脳についてはほとんど何も分かっていないことを再確認した。「手袋を見れば、手にはめるものだと直感できる」など、脳はまだAIにはできないことを、どうやら無数に行っているようだ。




楽天ブックス

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2017年6月11日日曜日

【中央競馬予想の回顧】マーメイドS、エプソムC、安芸S(2017)

 今週はマーメイドS。
 ◎アースライズは6番人気だが8.2倍。かなり人気が割れている。レースでは中団の後ろのイン。もう少し前につけると思っていたのだが。直線では中谷騎手に導かれ、馬群を縫ってインを抜けてきた。好騎乗だ。先に抜けたマキシマムドパリに追いすがったが届かず、最後の最後にクインズミラーグロに差されて、惜しくも3着。
 馬券は馬連で買っていたので、あと一歩だった…。残念。

 東京ではエプソムC。
 ◎アストラエンブレムは2.3倍の抜けた1番人気。レースでは先行して2番手につけた。外差しが決まる馬場だけに、やや不安だ。よい手応えで直線に向き、少し外に出して追い出しを待つ。ラスト400 mで満を持して仕掛けたが、前の2頭になかなか並べない。最後はハナ差でマイネルハニーをかわして、辛くも2着を確保。
 勝ったのはダッシングブレイズアストラエンブレムよりも一歩先に抜け出して、粘りきった。意外にも、前が残る展開になった。
 馬券は馬連をとった。15倍以上つけば上々。

 土曜は阪神で安芸S。
 ◎キャプテンシップは単勝1.8倍と抜けた1番人気。3番手から進め、4コーナーで仕掛けると、しぶとく粘るサクラフローラをラスト100 mでかわして人気に応えた。結果的に、ここでは力が違った。もう少し楽に勝ってもよかったような。
 2着はサクラフローラが残り、馬連を引っかけた。

 今週は3戦2勝。他もマズマズでトータルもプラスを達成。続けていきたい。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2017年6月10日土曜日

【中央競馬予想と与太話】マーメイドS、エプソムC(2017)~第3回の勝ち馬は~

 今週は西でマーメイドステークス、東でエプソムカップが組まれている。
 マーメイドSは今年で22回目。設立当初は定量戦で、牝馬の一線級の出走が見られた。印象に残る一頭が、第3回の勝ち馬のランフォザドリーム。リアルシャダイ産駒が好きだったこともあり、応援していた馬だ。
 河内騎手のお手馬で、クラシック戦線には乗れなかったが、4歳時に素質が開花。年明けの京都牝馬特別と中山牝馬Sで2着に入る活躍を見せた。その後、3走足踏みしたが、このマーメイドSを1番人気で見事に勝利して初の重賞制覇。秋には牡馬相手の朝日CCも制して、女王杯ではメジロドーベルの2着に入ってエアグルーヴに先着した。
 1年間、ほぼ月に一度の間隔で出走したタフな馬で、リアルシャダイ産駒らしい成長力を持った牝馬だった。大物の子どもを出してほしいものだ。

ランフォザドリーム。競馬道OnLineより

 レースにいってみたい。夏の牝馬のハンデ重賞にふさわしく、かなり荒れ模様のレース。馬券を買う側もそれは承知なので、人気が割れている。
 本命は◎アースライズ。前走で1000万条件を買ったばかりの格上挑戦馬にもかかわらず、ハンデは54 kgで、単勝も現時点で8.5倍。もう少しハンデも軽く人気もないと思っていたのだが、それだけ実力が評価されているということにしておきたい。前走のように、前につけたい。
 推奨穴馬はプリメラアスール。すんなり行けそう。

 エプソムCは人気でも◎アストラエンブレム。同斤量で逆転。
 こちらの推奨穴馬はベルーフ。一発ならこれか。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2017年6月9日金曜日

【中央競馬予想と与太話】安芸ステークス(2017)~安芸と言えば宮島~

 今日は珍しく仕事で遅くなった。
 上半期のGIも宝塚記念を残すのみとなり、新馬戦もスタート。メインレースが条件戦になる日が増えてくる時期だ。
 そんな土曜の阪神メインは安芸S。高知県の安芸市ではなく、広島の安芸地方を指すそうだ。安芸と言えば、宮島を想起する人も多いだろう。ご存じ、日本三景の一つで、世界遺産でもある。私もいちど訪れたことがある。(出張中だったので…)厳島神社を見て、生ガキを一つ食べた程度で帰ったのだが、日本三景の名に違わぬ風光明媚なところだった。船に乗る必要があるところが「特別な場所」感を高めるのかもしれない。

 レースにいってみたい。
 ダート1400 mの準オープン戦。この時期の条件戦は降級馬が幅をきかせるのだが、今回は一頭も出走しない。珍しい。
 本命は人気でも◎キャプテンシップ。準オープンに昇級後は3→3→2着。降級馬のいないここなら、そろそろ順番。逃げ馬不在で、展開も向きそう。
 推奨穴馬はナシ。人気どころで収まると見た。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2017年6月8日木曜日

巨人の12連敗について考えた【その原因と解決策?】

 2017年6月7日、巨人が12連敗を喫して42年前の球団記録を塗り替えた(翌日も負けて、13連敗に記録更新)。いちばん悔しいのは選手であり首脳陣であろう。それは承知で、周囲で勝手なことを言うのがファンのつとめ。そのつとめを果たすべく、思ったことを書いてみた。


《1975年との比較》
 42年前に11連敗したときは、長嶋監督。今年は高橋監督。二人とも、現役を退いてすぐ就任した、青年監督だというのが大きな共通点。巨人で、引退した翌年から監督を務めたのは、長嶋監督の後は高橋監督だけだ。やはり、引退即監督就任には無理があるのだろう。
 近年は落合監督や工藤監督など、コーチを経験せずに監督になって成功する例が増えてはいるが、いずれも現役をやめて即監督ではなかった。最近の例外はプレイングマネージャーだった古田監督と谷繁監督だが、二人とも失敗。現代野球では、現役引退即監督は無謀だと結論してよさそうだ。
 長嶋監督は1年目、高橋監督は2年目という違いはあるが、高橋監督1年目もこういう状態になっておかしくなかった。あの打率、得点でよく2位になったものだ。519得点は3位と大きく離れたリーグ4位。投手が頑張って2位になったが、一つ歯車が狂えば今年のような状態になってしまう程度のチーム力だったということだろう。

《やる気の問題ではなさそう》
 選手も首脳陣も、投げやりになっているようにも、士気が落ちているようにも見えない。(堀内監督時代のように)チームが空中分解しているようでもない。士気を保っているところは、さすがは巨人軍といえる。ただ、空回りしていることはたしかだが…。

《では、原因は》
 連敗の原因は、貧打に尽きるだろう。坂本、阿部、マギーのクリーンアップこそ頑張っている(いた)が、それ以外の野手が軒並み2割台前半。正捕手の小林に至っては2割を切っている。12連敗目の6月7日のスタメン(DH制)の打率は、1割台が2人、1、2番は0.200と0.212、捕手の実松は0割。9人中5人がこれでは…目を覆うばかりである。
 石川が打率0.272とレギュラーを取りつつあるが、それ以外の若手~中堅がチャンスを掴めない。巨人史上まれに見るくらいチャンスがごろごろ転がっているのに、だーれもレギュラーを奪えない。ほんとに歯がゆくて仕方がない。

《では、貧打の原因は》
 なぜ若手~中堅がこれほどまでにさっぱり打てないのだろうか。個々の選手の能力のせいにするのは簡単だ。スカウトが悪い(取ってくる選手の質が悪い)という言い方もできるだろう。この日の対戦相手の西武のドラ3の源田が、巨人のドラ1の吉川尚をはるかにしのぐ活躍を見せているのは、その象徴かもしれない。
 しかし、ドラフトで指名されるほどの選手たちが、揃いも揃って能力不足なんてことがあるだろうか。巨人はここ数年、ずーっと貧打だ。進化したのは坂本だけ。レギュラーを取りそうな石川も、日ハムからの移籍選手。指導者に問題ありと考えるのが普通だろう。
 この現状はフロントも承知しており、内田コーチや田代コーチを招聘したのだろうが、効果なし。何か構造的な問題があるような気がしてならない。

《貧打解消の策はあるのか?》
 素人考えを承知で言うと、巨人の選手は「みんなが同じ打撃を目指している」ように見える。
「脇を締めて、内からバットを出して、右中間・左中間へ強い打球を打つべし」
全員が「右にならえ」で、この打撃を目指しているように見えるのだ。長距離砲の大田(移籍したけど)や岡本から、小兵の松本や重信まで、みーんなこの打撃だ。オープンスタンスで、テイクバックをしっかり取って、センター返し。そりゃ、この打撃が合う選手もいるのだろうけど、金太郎飴じゃないんだし…。
 松本や重信は、常に三遊間を狙って転がしていればいい。たまに決め打ちで、バーンと引っ張ればいいのだ。「左の井端」を目指して何が悪い。岡本は全打席、レフトスタンドを狙って打てばいい。状況を考えた打撃など、くそ食らえだ。
 というのは極論としても、全員が同じ方向を目指す必要はなかろう。持ち味を生かすことが、できていないように見えるんだよなあ…。

《希望の光》
 希望の光は、1976年に巨人が優勝していること。張本選手と加藤初投手を補強し、王さんが本塁打と打点の二冠王に輝き、見事に優勝した。
 今季は、由伸監督に預けた。成績は問わないから、レギュラーを張れる選手を育ててくれ。そして、来季は優勝争いに加われ。
 そうはならないんだろうなぁ…。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

2017年6月6日火曜日

【お父さんの週末料理】2017年6月3、4日~アサリ好きでしたか~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。


 6月3日(土) 

◆昼ご飯◆
 息子を病院に連れて行って時間がなかったので、かき揚げがメイン。野菜と魚介のかき揚げをトースターでチンした。好評だったが、1パックではちょっと少なかった。
 他はサラダ、ハムスープ、ざるうどん。

◆晩ご飯◆
 この日は息子と二人で買い物に。選んだ「今週の魚」はエビ。刺身もOKの有頭エビを鶏肉、ナスとともに、シンプルに塩で炒めた。エビ味噌のコクが美味。
 他はサラダ、ハムスープ、マカロニ、サザエの刺身。サザエの刺身は息子は気に入ったが、娘はいまいちだった。逆だと思っていたので、意外。

 6月4日(日) 

◆昼ご飯◆
 前日にイカを買っていたのだが、この日の買い物で息子が
「これ食べたいな~」
とアサリを指名。アサリ好きとは知りませなんだ。イカとアサリを「わた」と一緒に炒めた。オイスターソースが多すぎて辛かったが、まずまず好評。旬の時期は少し過ぎたが、アサリが美味しかった。
 他はサラダ、ハムスープ、そうめん。今季初そうめんは、もちろん瞬殺。

アサリとイカとナスのオイスターソース炒め

◆晩ご飯◆
 翌日のお弁当も考え、青じそたっぷりチキンバーグがメイン。今週も「みんなのきょうの料理」のレシピ。梅だれは作らなかったが、ポン酢で食べたら爽やかで美味。青じそ好きの娘はもちろん、青じそをそれほど好まない息子もモリモリ食べて、弁当分がなくなりかけた。娘がこねて、焼いてくれた。上手にできました。
 他はサラダ、そば、納豆。そばは1玉ではちょっと少なかった。子どもたちもたくさん食べるようになってきたし、次からは2玉にします。

青じそたっぷりチキンバーグ。爽やか

にほんブログ村 子育てブログ 一姫二太郎へ
にほんブログ村

【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。  このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。  別荘地で起きた連続殺人事...